「はぁ？なんで…！」両親から突然の電話。伝えられたのはまさかの内容で＜夫を捨ててやり直し＞

アキラさんは夫と結婚してから10年以上が経ち、息子たちの反抗期や夫の塩対応などにさみしさを感じていました。ある日のこと、アキラさんが、もう一度人生をやり直せたらいいのにと妄想をしていると、「時の神」と名乗るおじいさんが現れます。そしてアキラさんが朝起きると、高校3年生の1998年までタイムスリップしていたのです。錯乱井くんが、同じ大学の一般女性と結婚することを知っていたアキラさんは、自分がその女性になって錯乱井くんと結婚しようと考えました。人生2度目の高校生活が始まったアキラさんは錯乱井くんと同じ大学を受験。2度目の受験を経て無事に合格を掴みとります。

そしてアキラさんは、自分の存在を錯乱井くんに知ってもらうためミスコンに出場。見事5人のファイナリストに残ります。ある日、ファイナリストの5人でカフェに来ていたアキラさん。話が合わず戸惑っていると、両親から突然の電話が……。

気になる電話の内容は…

ミスコンのファイナリスト5人でカフェに来たアキラさん。

普段行くことのないおしゃれな店内にソワソワ……。また、コーヒーが1杯600円だと知ったアキラさんは、「ラーメン食えるわ！」と震えあがります。

それだけではなく、ブランド品の話やパイロットをしている父親の話など、自分の生活とはかけ離れすぎた話題にアキラさんはついていけません。

早く帰りたいなと思っていると……。地方に住む両親から突然電話がかかってきました。アキラさんはチャンスだとばかりにファイナリストたちに別れを告げ、電話に出ました。

その内容は、渋谷に来ているから東京を案内してほしいというもの。

アキラさんは突然の連絡に驚きつつも、両親を迎えにいきます。

渋谷で待っていたアキラさんの両親は、米俵や大根などたくさんのお土産を抱えていて、いかにも農家から来たというたたずまい。恥ずかしがるアキラさんをよそに、両親は久しぶりの再会を喜びました。