「えっ…」お産の真っ最中。医師が放ったのは信じられない言葉だった<出産レポ>
すると、突然院長がしおさんの元へやってきて、「ちょっと隣の人が緊急手術することになったから、今しおさんに麻酔打っちゃうから!」と言ったのでした。
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子宮口は開いているのに赤ちゃんが降りてきていないと知ったしおさん。お産は無事に進んでいくと思っていたので、不安になってしまうのも無理はありませんよね。その後、陣痛の痛みを紛らわせるため、友人に連絡をして出産の実況をしていたようです。つらい痛みが続くとそのことばかりに意識が集中しがち。しおさんのように誰かに自分の気持ちを聞いてもらうなどして痛みから気をそらすだけでも、心に余裕が持てるのかもしれませんね。
※バルーン処置とは
子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子
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著者:マンガ家・イラストレーター しお