「ふええ」お産の途中、パニックになり泣き出してしまった私→すると院長はまさかの行動に<出産レポ>
出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。
お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。
無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。
うまくできなくて…
※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。
夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。
院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。
呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。
院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。
少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。
しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。
そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。