結婚して1年後、夫「今日から妹も住む!嫌ならお前が出て行け!」→溺愛する義妹の真実を教えた結果
温厚な妻のブチギレ
1時間後――。
宣言通り、夫に泣きついたらしい義妹。怒った夫から、私に「俺の大事な妹に家政婦になれって言ったらしいな!」とメッセージが届きました。
いつもは大人しく夫の言うことに従っていた私ですが、毎日義妹の世話までしないといけないと思うと、黙ってはいられません。「最低限の家賃や生活費を払わないなら居候は認めない」と言うと、夫はさらに激昂。
「今日から妹も一緒に住むんだ!」
「それが嫌ならお前が出て行けw」
「お前が出てけよ、シスコンが」
「え?」
義妹を優先してばかりで、私のことを見下してきた夫に、堪忍袋の緒が切れました。いつもとキャラが全然違う私に驚いた様子の夫ですが、「旦那の俺を追い出そうとするなんて!なんてことを言い出すんだ!」と返してきました。
しかし、この土地も家もローンもすべて結婚前に私が購入した私名義のもの。
この家の家主は私です。
「奨学金の保証人として滞納分を支払わないといけないもんね?」と言うと、夫は戸惑いました。義妹が大学を中退したことを知らなかったようです。
義妹の借りていた奨学金は、大学を辞めた直後から返済しなければならないものでした。義妹の奨学金の返済は、すでに半年分滞納されていたのです。義妹は返済の連絡を無視しているようで、今度は保証人である夫に返済の連絡が来ることは必至でした。
「あ、あいつ……。たった1年のために500万近く借りてたはずだ……。」
そう言うと夫は言葉を失うのでした。
借金を背負ったシスコン夫なんかに、もう用はありません。「今すぐ出て行って」とだけ告げて、私はやり取りを切り上げました。
その後、義妹を家から追い出した夫から、「やり直したい」との連絡が。「今まで好き勝手して悪かった!」「謝るからどうか、離婚を考え直してくれないか!?」と懇願する夫。どうやらあんなにかわいがっていた妹にもブチギレている様子で、もう会話もしていないと言います。
しかし、私にやり直すつもりはありません。「これからも頼れるお兄ちゃんとして義妹を支えてあげてね!」とだけ言って、私は夫の連絡先をブロックしました。