子育て情報『「お前は無職なんだから、今日から…」私の退職で夫が耳を疑う発言を→そのとき救ってくれた人物は!?』

「お前は無職なんだから、今日から…」私の退職で夫が耳を疑う発言を→そのとき救ってくれた人物は!?

次第に外へ出ることもままならなくなっていったのです……。それでも夫が私を病院に連れていくことはありませんでした。

手を差し伸べてくれた人は

数日後――。

わが家に珍しく訪問者が。その応対をしているうちに、突然体調が悪くなって私はそのまま倒れてしまいました。訪問者の方が救急車を手配してくれたようで、気付くと病院のベッドに寝かされていました。

サイドテーブルに置かれていたスマホを見ると、夫から「どこにいるんだ?」「お前、家の引き出し開けまくって、俺に黙って保険証持っていったのか?」などと、たくさんのメッセージが。顔色の悪くなった私に代わり、私を運んでくれた訪問者の方が返信をしてくれました。


「誰が病院に行く許可した?今すぐ帰ってこい!」

「奥さんとは二度と会えませんよ」

「は?お前誰だ?」

わが家を訪ねてきたのは、夫の直属上司の女性でした。夫に横領の疑いがあるとのことで、私に事情を聞きにきたのです。私の生活を聞いた上司は「病気の人を通院させないなんて!」と激怒。そのままメッセージで夫を叱り飛ばして、私の通帳一式を取り返してくれたのです。

実は、夫は飲み屋の女の子に入れあげていたそう。夫婦の貯金だけではまかなえず、私の独身時代の貯金にも手をつけようとしていたようです。暗証番号や印鑑がわからず、結局引き出せなかったようで、会社のお金に手を出したとのことでした。

その後――。


上司の女性は、横領の話し合いと同時に、私たちの離婚の仲介もしてくれることに。夫とは顔を合わせたくなかったので、私も素直に甘えることにしました。

結局、会社は被害届を出さなかったものの、夫は左遷。上司の女性によると、左遷先で横領分の返済に追われているそうです。

私には「離婚したくない」と泣きついてきた夫。夫に対する情はもうないため、私は淡々と「早く離婚届にサインしてください」と繰り返すのみに留めていました。事情を聞いた義両親からも一喝され、ようやく離婚に応じた夫。わずかばかりですが慰謝料をもらい、私は実家に戻ってゆっくり療養しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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