もうすぐ20時、小2の娘が帰って来ない…近所を必死に探す母親。知人が電話をかけると?<消えた娘>
旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。
リアムちゃんはマナーがなっていない部分が多くありましたが、シングルマザーで多忙なリアムちゃんの母親・セリカさんに代わって、お友だちと遊ぶときのマナーを教えていたライコミさん。
リアムちゃんは素直に聞き入れ、きちんと挨拶をして自ら5時に帰るようになったのです。その後、公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。
そんなある日、約束の5時になってもライコちゃんが帰ってきません。セリカさんに連絡を入れますが既読がつかず、リアムちゃん宅に向かったライコミさん。
しかし、人のいる気配はありませんでした。
その後、公園や学校、自宅を走り回って探しますがライコちゃんの行方は分からず……。
途方に暮れているとき、ある人物が声をかけてきました。
緊急事態に焦るママ
声をかけられ、振り向いた先にはリアムちゃんの母親・セリカさんが!
ライコミさんは、娘がセリカさん宅に遊びに行ってから帰宅してこないことを伝えました。驚いたセリカさんは急いで家の中を確認しますが、やはり誰もいませんでした。
そこでひとつ分かったのは、ライコちゃんはリアムちゃんと小学6年生の姉ジュリアちゃんと一緒にいること。しかし、全員小学生。もう20時近いのに……とライコミさんは不安が募りばかり。
セリカさんは、ジュリアちゃんの携帯に電話をかけました。
数回呼び出し音が鳴ったあと、「あ、もしもし?」とジュリアちゃんの声が。
「ちょっと!こんな時間までどこほっつき歩いてるのよ! あんた、まさかとは思うけどライコちゃんも一緒なの?」
電話が繋がると同時に怒鳴り散らすセリカさん。
すると「もう家の近くに帰ってきてるよ?」とジュリアちゃん。声がする方向を見てみると、遠くに小さな影がありました。
小学校低学年の娘が夜になるまで帰ってこず、どこで何をしているのか分からない状況では、誰でも不安になりますよね。