義姉「介護はしないが遺産は欲しい」義父が亡くなり遺言書を見て動揺…義姉が企んでいた計画に憤慨!
遺産をアテにして…
しかしそれに納得がいかないのは義姉夫婦です。「それは困る!!! だって、この遺産をアテにして……」と義兄が話し始めたところで、慌てて義姉が口を押さえました。
「どういうこと?」と義母がキツく問い詰めると、義姉は観念して、義父が倒れたと聞いたときに遺産が入ると見込んで新築の家を購入したと告白。「遺産がないとお金が払えないから辞退してくれ」と土下座して頼み込んできました。
プライドが高い義姉が土下座なんてよほどのことだと思ったものの、義父が倒れて悲しんでいるときに、そんなことを考えていたなんで許せません。義姉がどうなろうと私には関係ないので、しっかりと遺産は受け取ることにしたのでした。
その後、私は義父の遺産で介護の勉強をしに専門学校に入学しました。いつか来るであろう義母の介護に備えて勉強するのはもちろん、世の中の介護を必要とする人の役に立てると嬉しいです。
実の父が倒れたとき、すぐに遺産が思い浮かんだ義姉。お金が手に入る日を今か今かと待っていたのでしょうか……。遺産を受け取るのは子どもの権利とはいえ、義父の人生にも最期まで寄り添ってほしかったですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班