「大きくなってかわいくない!映えないから返す」命を軽んじるママ友。自分勝手な振る舞いをした末に…
あまりの事態にフリーズしてしまった私。冷静に考えると、あのしっかり者のご主人がこんな勝手な行動を許すのかと疑問が残ります。
お譲りするときに聞いていた連絡先に電話をかけると、ご主人は何も知らなかったよう。話を聞いたご主人はカンカンに怒り、あとは自分に任せてほしいと言われて、電話を終えました。その言葉を信じて、ワンちゃんはわが家で預かることにしました。
やっぱり返して?!
数日後、再び動物病院にアヤナさんがやってきました。かなり焦った様子で「やっぱりあの子、返して」と言っています。
どうやら、ご主人から相当怒られたようで、大切な家族を勝手に追い出すような極悪非道な人間とは家族なんてやっていられないと、家を追い出されたそう。
このままじゃ離婚されてしまうと泣いていました。そんな理由で返すわけにはいきません。私はキッパリ断りました。
手ぶらで帰ったアヤナさんをみて、ノアちゃんは号泣。ご主人は依然、無責任すぎるアヤナさんが許せないようです。結局、アヤナさんはこの件をきっかけに離婚。ご主人とノアちゃんから頼み込まれて、私はワンちゃんを再び任せることにしました。
少し迷ったけれど、赤ちゃんのときから一緒に過ごしていたノアちゃんと再会したワンちゃんは嬉しそう。
たくさんの愛情を受けて育っているのだと確信したのでした。
ペットは映えの道具でも、アクセサリーでもありません。ペットを迎え入れるなら、命の重さを理解して、一生を見届ける覚悟をもってほしいですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
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