ママ友の子ども達が仲良くおやつをシェア「微笑ましいなぁ」⇒しかし受け取った子がまさかの行動を!?
私にはAさんという栄養士のママ友がいます。Aさんは5歳の息子にいつも手作りのおやつをあげていましたため、市販のおやつはあげたことがなかったそう。
初めて食べる味に興奮してしまい…
Aさんと一緒に子どもたちを連れて、共通の友人Bさんの家へ遊びに行ったときの出来事です。
その日、Aさんは手作りのおやつを持参。私たち親子の分も用意してくれていたので、みんなでいただきました。するともっとおやつを食べたかったのか、Bさんの息子がキッチンから持ってきた市販のお菓子の袋を開け始めます。Aさんの息子はそのお菓子を食べたことがないようで「なんだろう?」と興味津々。その姿を見たBさんの息子は「一緒に食べる?」と、Aさんの息子に1つあげました。
市販のお菓子を口にしたAさんの息子は、初めて食べる味に「おいしい!」とすっかり夢中に。そして、私たちが話に夢中になっている間に、Bさんの息子の分まで全部食べてしまったのです。 お菓子を全部食べられたてしまったBさんの息子は、ショックで号泣。Aさん親子はひたすら「ごめんね」と謝っていました。
Bさんの家からの帰り道、「栄養バランスを考えて手作りのものを食べさせてあげることが息子の健康のためになると思っていたけど、結局は私のエゴだったね」と少し悲しそうに話すAさん。
私はこだわりと愛情をもっておやつを作っていたAさんに、「そんなことないよ。十分Aさんの気持ちは伝わっていると思う」と伝えました。Aさんが間違っているとも思いませんし、市販のお菓子も1つの選択肢だと思います。
バランスの良い付き合い方をAさんが見つけられたら良いなと思った出来事でした。
作画/yoichigo
著者:田川ゆうこ
2年継続率90%“共感と実践できる育児”を重視した子育てセミナー、11月23日・12月4日に初の無料開催