妊娠中は夫婦間にさまざまな変化をもたらすことがあります。今回は、妊娠中に夫婦間で起こりがちなトラブルについて紹介します。連絡が遅れがち妊娠中、あなたへの連絡が遅れがちな場合、それは夫があなたに対して何らかの距離を感じている証拠かもしれません。この期間において、夫があなたとのコミュニケーションを重視しないのは、家庭内の不安やプレッシャーをどう対処すべきか戸惑っている可能性があります。ルーティンが変化する妊娠してから夫のルーティンが変わった場合、それは夫が現在の生活状況に適応しようとしているサインです。もしかすると、妊娠中のあなたをよりリラックスさせたい、もしくは普段とは違う環境で気分転換を図りたいと考えているのかもしれません。裏切り「妊娠中、つわりがひどくて会社を早退。すると家にあるはずの車がなかったのです。帰宅した夫を問い詰めると、有休を取って会社の女の子とを海鮮デートに行っていたようです。夫の裏切りに『はあ!?』と激怒しました」(20代/女性)あなたが希望する支えや理解を夫に伝え、双方が快適にすごせるような解決策を一緒に考えてみましょう。(愛カツ編集部)
2024年07月11日妊娠中は体の変化や、心が不安定になることもあります。今回は、妊娠中に起こり得るトラブルを紹介します。パートナーと理解し合えないたとえば、妊娠している妻が「もっと気にかけて」と感じるとき、その思いが伝わらず、ストレスがたまることもあるでしょう。妊娠中は特に、相互理解を深めることが求められます。パートナーの言動に傷つきやすい妊娠していれば、どうしても感情的になりやすく、相手の些細な仕草や言葉に傷つきやすいものです。そのため相手を思いやる心が、互いの絆を深める鍵となります。病院でのトラブル「夫の転勤で出産直前に引っ越しを経験しました。つわりが酷く産婦人科へ。その病院で出産までお世話になろうと思ったところ看護師から『どこで出産するか決めました?』と聞かれ、思わず『は…?』と言ってしまいました。その病院は分娩ができない病院だったのです…」(30代女性)分娩を扱っていない産婦人科もあるため、注意が必要です。事前に調べておくと安心ですね。(愛カツ編集部)
2024年07月08日小学1年生の次女のお友だちが、うちに遊びに来るたびに娘の物をうらやましがってきます。子ども同士によくあることだと思っていたら、お友だちのママから思いもよらない難癖をつけられて……!? 思いもよらない難癖をつけられ…何度かわが家に遊びに来たことがある小学1年生の次女の同級生Aちゃん。Aちゃんは家に来るたびに「その服かわいいね」「そのおもちゃ、ほしいな」「そのゲームいいなぁ」と何かしらをうらやましがっていました。次女も持ち物を褒められたと感じているのか、うれしそう。私は小学生ならよくあることだと思い、特に気にしていませんでした。後日、学校参観でAちゃんママに会います。私よりも一回り年上で、会うたびに「今の若い子は」「私より若いんだから」と、少し高圧的な態度をとることがあり苦手意識がありました。そんなAちゃんママは私の姿を見つけると、「娘がいつもお邪魔しているようで……」と話しかけてきました。「あれ? いつもよりやさしい雰囲気だな」と感じた矢先、Aちゃんママの声が急に低くなります。「あなた……うちの子に見せつけるために、服もおもちゃもゲームも買ってますよね? なんでも見せつけるために物を買うのはやめたほうがいいんじゃないですか?」とぼそり。Aちゃんママの思わぬ態度に私はあ然。「お言葉ですが、今言ったものはすべて娘が小学校入学前に買ったもので、Aちゃんと出会う前から持っているものです」とあくまで丁寧に言い返したのですが、Aちゃんママはフンと鼻を鳴らして「親子そろっていやらしい態度ね」と私のことをにらみつけてきます。話が通じないことに恐怖を感じたので「気に入らないのであれば、もうわが家には遊びに来させなくて結構です」と、はっきり感情をぶつけてしまいました。すると、Aちゃんママは「そこまで言ってないじゃない。娘はこれからもお邪魔させていただきますね」としれっと言ってさっていきました。私は図々しさにイラッとしましたが、子どもたちには関係のないことだと思い、ぐっとこらえることに。その後もAちゃんは度々わが家へ来ては楽しそうに遊んでいますが、うらやましいと言うことはほとんどなくなりました。Aちゃんママに抱いていた苦手意識は今回の出来事でさらに大きくなり、今では学校参観であっても会話はありません。しかし、娘とAちゃんが遊ぶ姿を見て、とっさに言ってしまった「来させなくていい」という発言は子どもたちを巻き込むかもしれなかったものだったと反省しました。今までのAちゃんママの態度にはモヤッとしていますが、今後は大人の事情で子どもたちに我慢させることがないよう気を付けようと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:佐々木まいか
2024年06月30日1人目妊娠中の出来事です。妊娠初期、つわりもありましたが会社に迷惑をかけるまいと頑張って今まで通り仕事をしていました。しかしある日、病院で「切迫流産」と診断を受けてしまったのです。上司に報告をしたところ、まさかの言葉が返ってきて――!? 忘れられない上司の言葉「仕事に行ってもいいけれどなるべく安静にすること。立ち仕事や力仕事は控えてください」と医師。さっそく上司に話しました。しかし、あまり理解を得られず、「少しくらいなら大丈夫でしょ」と軽い感じで言われてしまったのです。そして特にこれまで通りの仕事を頑張ってとのこと。 上司にとっては、私の赤ちゃんよりも仕事の方が大事なのだと感じてしまい、切迫流産の診断に対して焦っていた私にとってはとてもショックな言葉でした。 結果的には同僚たちが「赤ちゃんを優先してね」と言ってくれて、私の代わりに力仕事などをしてくれたので、周囲のサポートを受けながら乗り切ることができました。そして、無事出産。助けてくれた同僚や周りの方に感謝の気持ちでいっぱいです。その反面、上司に対しては失望の気持ちがぬぐえず……、異動願いを出しました。 働く女性が増え、男性への育休などの整備も整ってきているこのご時世ではありますが、まだまだ妊婦や働く女性に対して理解をしていない上司もいることを痛感した出来事でした。今回、周囲がサポートしてくれたので事なきを得ましたが、もし今後2人目を妊娠することがあれば、医師に「連絡カード」(※)を書いてもらって職場に提出しようと考えています。 ※仕事を持つ妊産婦が、かかりつけの医師などから通勤の緩和、休憩時間、勤務時間などについて指導を受けた際に、その指導内容を事業主に的確に伝えられるようにするための「母性健康管理指導事項連絡カード」のこと。カードの提出があった場合は事業主は記載内容に応じた適切な措置を講じる必要があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:佐藤かな
2024年06月30日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、婚前旅行中のトラブルエピソードを紹介します。夫と一緒に、婚前旅行中の女性。縁起がいい日に入籍をしたいという理由から、入籍前に旅行を決行したようです。婚前旅行中縁起がいい日に入籍したい[nextpage title="^0[0W0_k!0ne…"]帰宅した次の日に入籍予定天気もいいし…[nextpage title="g }Be0k…"]最終日になると…他の交通機関も全滅大切な入籍日は、できるだけ変更を避けたいですよね。2人は予定通りに、入籍をすることができるのでしょうか…。作画:正行原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2024年06月30日数カ月前に娘を出産したので、ベビーイベントに積極的に参加している私。ある日、イベントで出会ったママさんの図々しさに驚愕してしまいました……。 試供品を欲しがるママさん1月に女の子を出産し、最近はベビーイベントに積極的に参加しています。ある日、試供品のプレゼント付きの育児教室に参加しました。参加者にはLサイズのおむつ数枚とベビー用の肌ケア用品、オーガニックの砂糖がプレゼントされました。 帰り道、同じイベントに参加していたママさんから声をかけられました。そのママさんは0歳児の男の子ママです。最初はママ友がいないから仲良くなってほしいと言われ、いろいろと楽しくおしゃべりをしていました。 するとそのママさんは途中から「男の子育児は大変なの!」と一方的に話をし始めたのです。私は疲れてしまい、適当に切り上げて帰ろうとしたところ、「私の子は大きい男の子だから、Lサイズのおむつは入るけどあなたのところはまだ早いでしょう?よかったら荷物になるしもらうよー!」と試供品のおむつを渡すよう言われました。 さらに「うちは男の子だから食費もかさむし……砂糖ももらえるとうれしい!」と言われあまりの図々しさに驚愕しました。なんだかマンガにでてきそうな人が本当にいるんだなと感じました。 「うちの娘は乾燥肌で肌ケア用品はたっぷり使用したいので、肌ケア用品もらえますか?」と笑って言ったらママさんがびっくりして帰っていきました。私はおむつも砂糖も試してみたかったのでひとまずよかったです。 ママになって今まで出会わなかった人たちとの新しい出会いがあり、世の中いろんな人がいるなと感じています。いろいろな人がいますが、自分がされて気になったことはしないように気を付けつつ、気の合う方や刺激をくれる方もいるので、これからもイベントなどに参加して出会いを広げていきたいなと思います。 著者:白川もも
2024年06月30日息子が小学生になったころ、義実家を訪問しました。義母は夫を溺愛しているのは分かっていたのですが、まさか自分の孫に私の悪口を言うとは思ってもみませんでした――。 ありえない義母の発言義母は息子である夫を溺愛しています。子離れができてないという表現がピッタリだと私は思っています。息子が小学生になったばかりの頃、義実家に連れて行った時のことです。 息子に向かって義母がとんでもないことを伝えました。 「お父さんのかわりはいないけど、お母さんの代わりはいくらでもいるから、お母さんはいなくなっても全然大丈夫だからね。あなたのお母さんは今は仕事もしていなくて役立たず、という状態なのよ」 私は驚きと怒りで言葉が出ませんでした。 子どもに向かってそんなことを言って、なんのメリットがあるのでしょう。腹も立つしこんな義母とは縁を切りたいと心底思いました。 するとそれを聞いた息子が「お母さんは役立たずではないよ。毎日おいしいごはんを作ってくれて、お世話をしてくれて、どんなときも守ってくれる。でもお父さんは都合が悪いとすぐ怒鳴るからお母さんがいないと絶対ダメなんだ」と言ってくれました。 義母はバツが悪そうにして黙って部屋を出ていってしまいました。私は息子の言葉を聞いて、息子がわかってくれているのだから、義母の言葉なんて気にすることないと思えるように。今では義母が何を言ってきても動じないようになりました。息子にとても感謝しています。 著者:さくら
2024年06月30日家族でプライベートビーチのあるホテルに泊まったときの話です。急に泊まることになり、手持ちの水着は妊娠前のものしかありませんでした。ラッシュガードがスケスケ!?産後、おなかまわりの贅肉が気になるようになり、新しい水着を買おうと考えていました。しかし、しっくりくるものがなく、仕方なく白いラッシュガードだけ買い手持ちの水着の上に着ることにしました。 当日、水着の上にラッシュガードを着て、海に入り遊んでいました。そして、少し休憩しようと海から上がるとラッシュガードがスケスケ!! おなかの贅肉が丸見えでラッシュガードの意味がほとんどありませんでした。 ◇◇◇ その日は、できる限り手でおなかを隠しながら歩きました。白いラッシュガードがこんなに透けるなんて思いませんでした。これからは買う前に透け感があるか説明文をしっかり読むか、色の濃いものを選ぶようにしようと思いました。 作画/さくら著者:佐藤ちあき30代、5歳・7歳を育てる母。卸売業の事務員。趣味はお笑い芸人のラジオを聴くこと。
2024年06月30日息子が小学校に登校した初日。近所の高学年のお兄さんと一緒に通学班の集合場所まで歩いてい行く息子の姿を感慨深く眺めていると、同居中の義母が大慌ててでやってきました。義母は何かに気付いた様子なのですが――!? 集合場所を見てきた義母どうやら義母は、集合場所へ先回りしており、そこでほかの小学生たちが皆マスクをしていることに気付いた模様。長男は普段からマスクをしたがらず、この日も着用していませんでした。 義母は「皆マスクつけてるからさせたほうがいいわ!」と言うのです。私は長男から事前に「マスクはしたくない」と確認を取っていることを義母に説明。それでも義母は「マスクどこ?届けてあげるから早く出して」と強引にマスクを届けようとしました。 私は以前長男がマスクをつけて頭痛を起こしたことや、マスクをしていると息がしづらく慣れない登下校で息があがってしまうかもしれない、と義母を説得。なんとか義母に理解してもらえました。 コロナ禍で登下校時にマスクを着用する習慣になっていた上級生たちは今でもマスクをしている子が多かったそうです。義母はマスクをしていない長男が逆に目立ち、変な目で見られるかもしれないと心配したのかもしれません。 ですが、帰宅した長男曰く、1年生のほとんどはマスクをしていなかったとのこと。そのことを聞いた義母は少し反省した様子。今後は長男の意見にも耳を傾け、意思を尊重してくれるといいなと思っています。また何かあったときは、少しでも理解してもらえるよう、小さなことでも義母とは話し合いを重ねていこうと思った出来事でした。イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日次女が3歳だったころの話です。家族で晩ごはんを食べ終えて、リビングでゆったりくつろいでいたとき、急に次女が私のほうを見て不思議そうな顔をしました。娘の謎発言「どうしたの?」と声をかけると、「ママの肩に小さい子の手がのってる」と言うのです! 怖くなった私は後ろを振り向きましたが、誰もいませんし何の気配も感じません。近くで聞いていた夫も驚いて「えっ、手だけ? 顔は見える?」と聞きます。すると次女は「女の子だよ。ずっとママの肩に手を置いてニコニコしてる」と言いました。それを聞いて怖さが無くなった私は、「ニコニコしてるんなら、ここにいさせてあげよう」と答えていつもの生活に戻り、次女の話もしばらくすると忘れていました。 その2〜3年後、私は妊娠して女の子を出産。そのときにふと次女の言葉を思い出し、あのとき私の後ろにいたのは、早く生まれてきたかった3人目の子どもだったんじゃないかなぁと思いました。それからときどき「赤ちゃんまた来てる?」と次女に聞いてみましたが、一度も見えなかったそうです。言葉では説明しにくいことですが、霊感的なことはあるものなんだと感じました。 作画/森田家著者:峰 かおり
2024年06月30日包丁でにんじんを切れば左手人差し指を切り、スライサーで玉ねぎを切れば右手親指を切って……。料理が苦手なりに頑張っていましたが、息子からは冷たい言葉をかけられてもう限界!? 「保育園の給食のほうがおいしい」私は2歳の娘と5歳の息子を育てるワーママです。仕事が終わって保育園にお迎えに行き、帰宅したあとの料理が毎日苦痛でした。子どもたちから「ママ、おなか空いた」と言われ、バタバタと夕食の準備をしていると、包丁やスライサーで指をざっくり。血が止まらず病院へ行くこと2回。娘はごはんを残すことも多く、息子からは「ママのごはんより保育園の給食のほうがおいしい」と言われ、結局食べてくれず撃沈ということも……。 心身ともに限界でしたが、息子を責めるわけにもいかないので「え~! ママ頑張ってるんだけどなっ」と笑顔を見せて、強がっていました。そんな私に息子が「ママの手が切れちゃうから、包丁は捨てちゃおうよ」とまさかの提案をしてきます。「そうか……。包丁を捨てれば……」と息子のひと言にハッとした私。これまで料理本やネットレシピに頼っていましたが、「きちんとしなくては」という思いから、時短レシピには手を出していませんでした。 早速、SNSや動画サイトを見漁り、炊飯器や電子レンジを使う包丁不要レシピをいくつかピックアップ。また、食材はハサミでカットしたり、カット野菜や便利食材を使ったりしてみることに。お迎え前に炊飯器調理できるものはセットして、電子レンジ調理できるものは、食事の直前にスイッチを押すだけ。すると、時短になった分、腹ペコの子どもたちを待たせることもなくなったことで「ママのごはん、おいしい〜!」と食べてくれるようになったのです。毎日憂うつだった夕飯づくりの負担が軽くなり、ストレスが激減! 気持ちに余裕がある休日は、もう一度包丁を使った料理にも挑戦してみようかな? とやる気もアップしています。 「便利なものに頼ってもいい」と思えるようになり、子どもたちとおいしく食事ができるようになりました。なにより、調理時間が大幅に削減され、保育園後に公園に立ち寄ることもでき、子どもたちと遊ぶ時間が増えたのもうれしいポイント。苦手なことを無理に頑張るのではなく、別の方法でできないか試してみることも大切だと、息子の何気ないひと言から学んだ出来事です。 作画/Pappayappa著者:井島りほ
2024年06月30日夫は普段はやさしい人で、私が選ぶ娘の育児グッズや服装に口出ししたことはありません。そんな夫と生後10カ月の娘と3人で、娘の夏服を購入するために出かけましたが、そこで事件が起きるのです……。 信じられない夫の発言娘の夏服を買いに家族で出かけたときのことです。私はどれを娘に着せようかとウキウキしながら店内を見て回っていました。そんな中、小花柄のかわいらしいワンピースに心を惹かれた私は「これ、かわいいね! 娘ちゃんに似合うと思うんだけどどうかな?」と夫に話しかけました。夫はなぜかムスッとして「センスないね」「そんなゴミみたいなデザインのどこがいいの」とぼそり。普段はやさしい夫から飛び出たひどすぎる言葉に私は驚きを隠せません。「前から言おうと思っていたんだけど、どうしてそんなフリフリした洋服ばかり着せるの?」と夫はイライラした様子。これまで娘の服は私が選んだものばかり着せていました。ボーイッシュな服を好む夫は、私が選ぶ服のデザインがいつも気に入らなかったようで、意見するのを我慢していたそう。そうだったんだ……と今まで夫の意見を聞いてこなかったことを反省しつつも、娘の前で暴言を吐かれたことに怒りが湧きました。 しかし、「娘の前で『ゴミ』とか、そんな言葉使わないで!」と厳しく注意すれば、火に油をそそぐだけ。私はいったん怒りを堪えて冷静に「これまで意見を聞かなくてごめんね。でも、今みたいな態度をこれからもされると、言葉を理解できるようになったときに娘が嫌な気持ちになると思わない?」と伝えてみることに。ベビーカーの中でニコニコしている娘を見て、夫も冷静になったのか小さく「ごめん」と謝ってくれました。結局、私が選んだ服と夫が選んだ服をそれぞれ一着ずつ買うことを提案。「両方買って、どっちを着るかはその日の娘に選んでもらおう」と言うと、夫は納得してくれたようです。 まだ言葉がわからないとは言っても、いつか娘がその言葉遣いのまねをするようになるかもしれません。夫が不満を溜め込んで娘の前で暴言を吐かないように、定期的に意見を聞くよう心がけています。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月29日息子が6歳のころの出来事です。ある日、私が自宅で用事を終えて息子の様子を見に、息子のいる部屋へ行くと……息子の姿がありません。家じゅうどこを探しても見つからない息子。夫に連絡して一緒に探しますがなかなか見つかりません。私は目を離したことを心から後悔しました……。 消えた息子…ある日の事、その日はショッピングモールに行こうかと息子と話していました。すると息子は子どもの遊び場で遊ぶのを楽しみにしているようでした。 しかしその後、私に急用が入ってしまい行くことができなくなってしまいました。そのことを伝えると、最初は怒っていたものの、急に静かになり隣の部屋へ行ってしまった息子。 その後、その用事を終えて、ふと気になって隣の部屋を見ると息子がいません。家中探したけれどどこにもおらず、息子がお気に入りの子ども用キャリーバックがないことに気が付きました。 「まさか……」と思って玄関を見たら靴も見当たりません。家の周りを探しても気配はなく……。夫にも連絡して仕事を早退して帰宅してもらいました。しかし、一緒に近所を探しても見つからず、私は目を離していた時間を心の底から後悔しました。そして「もしかしたら行こうと言っていたショッピングモールにいるのでは」と思って行くと……。 なんと息子がいたのです! 傍らにキャリーバックを置いて子どもの遊び場で黙々と遊んでる息子が。ホッと安心して涙がでそうでした。ただ、ショッピングモールまでは結構な距離。歩いて行ったこともないはずなのにどうやって行ったのかとその行動力に驚くばかりでした。 あまり一人でいることを怖がらない子なのでどこでも行ってしまうタイプですが、さすがに家から一人で出たことはなかったので、今回ばかりはかなり焦りました。どうして一人で行ったのかと聞いたら「今日は行く約束したでしょう。先に来ただけだよ」とまるで当たり前のように言う息子。子どもから目を離さないのはもちろん、お出かけの約束は慎重にしようと心に誓いました。 著者:佐藤麻子
2024年06月29日息子が小学校に上がったばかりのころの話です。平日は息子を学童保育に行かせていました。ある日、グミを食べたあと、息子が嘔吐や下痢をしていると学童から連絡が! 息子が以前食べて平気だったグミのようで不思議に思いましたが、とにかく救急車を早く呼んでほしいとお願いをしました。 後悔の嵐…その日、学童で出ていたおやつは市販のグミでした。それを見た息子は「このグミ、食べたことあるから、僕もみんなと同じの食べたい」と言い出したそう。 学童の支援員さんは「食べたことがあるなら大丈夫だろう」と、そのグミを息子に与えてました。すると、息子の全身にあっという間に蕁麻疹が! さらに、激しい嘔吐、下痢。 慌てた支援員さんから、私に電話がかかってきました。私は間髪入れず「すぐに救急車を呼んでください!」とお願いしました。 すぐに救急車で病院に担ぎ込まれた息子。適切な処置のおかげで、大事には至りませんでした。 あとから確認したところ、たしかにそのグミは息子が食べたことのあるシリーズの物でした。しかし、それは別のフレーバーでした。学童で出されたグミはフレーバーが異なっていたため、原材料が違い、乳成分が含まれていたのです。 フレーバーが違えば必ず乳成分が入っていないか確認しておく必要があることを、よく言い聞かせておけばよかったと、私はひどく後悔しました。その後は、息子が自分で確認するようになったのと、また支援員さんもいっそうの注意を払ってくださるようになったおかげで、その後はアレルギー反応は出ておらず、学童生活を楽しんでいるようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。イラスト/ぽん子著者:如月やよい監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日次男が1歳のころのお話です。わが家はカウンターキッチンのため、目の前のリビングで子どもたちが遊んでいるのをキッチンから確認できます。そのため安心して日ごろから12歳の長男と11歳の長女に次男のお世話を頼んでいました。娘よ叱ってごめんね…いつものように仕事を終えて、次男を保育園へ迎えに行き、帰宅しました。長男と長女がリビングにいたため、この日も次男のお世話をお願いして、私は夕食作りを始めました。少し経つと長男は自分の部屋へ戻ってしまい、長女が遊び相手をしていました。次男にお菓子をせがまれた長女は、保管場所からお菓子を取って次男に渡してあげていました。そのとき、事件は起きてしまいました。 長女が私のほうに駆け寄り、「ヤバいかも……」とひと言。私は困惑し、「え? どうしたの?」と言いながら、次男を見ると、次男は固まっていて、なんだか苦しそうに見えました。すると突然、次男は大泣きし始めました。 私は、慌てて次男のほうに駆け寄ると、次男はひと口サイズのクッキーを大量に口に入れて喉に詰まらせてしまったのです。私は焦りながら、背中を叩いたり、口の中に残っているお菓子をすべて取り出しました。大泣きしながらも、少しずつ詰まったお菓子が出てきて、数分後やっと次男は落ち着きました。 このとき焦ってしまった私は、お世話をお願いした長女に「なんでちゃんと見ててくれなかったの?」と叱ってしまいました。あとから冷静になって考えてみると、長女は次男が欲しがったからお菓子をあげただけで何も悪いことはしていません。焦っていたとはいえ、そんな長女に怒ってしまい、私は反省しました。そして、見えるところでのお世話だからと長男や長女のお世話を過信していたことに気づきました。 長男や長女に次男のお世話をお願いするときは上の子たちに感謝し、私が親として目を離さないようもっと注意しなければならないと反省した出来事です。 ◇◇◇ 子どもがものをのどに詰まらせてしまうと心配で慌ててしまうかもしれません。ただ、口の奥まで指を入れて取り出そうとすると、かえって口の中に押し込んでしまうことがあり危険です。 もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。 <意識がない、呼吸がない場合>心肺蘇生(気道確保・胸骨圧迫)をおこないます。※母子健康手帳に方法が記載されています。もしものときのために、日ごろから手順を把握しておくと安心です。 <1歳以上の子どもの場合>腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法・ハイムリック法)をおこないます。①子どもの背中側から救護者の両手を回す②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す <1歳未満の乳児の場合>①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった食品を吐き出させる(背部叩打法)。 それでも窒息が解除できない場合や意識がない場合には…… ③子どもをあお向けに寝かせ、心肺蘇生と同じように、左右の乳頭を結んだ線の中央で、少し足側を指2本で押す。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、 赤ちゃんや小さな子どもに渡さない、手の届くところに置かないということも心がけましょう。小さな子は口いっぱいに食べ物を詰め込むこともあるので、食事やおやつのときは子どもから目を離さないようにしてくださいね。 作画/いずのすずみ著者:鈴木はる12歳ともうすぐ2歳の男児、11歳の女児を子育て中の3児の母 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日今から約20年前の、長女が2歳、次女が0歳だったころの話です。夫は当時サービス業勤務だったため、土日に休みになる事はあまりなく、義実家に子どもたちを連れて行く機会がほとんどありませんでした。そんな中、まさかの事態に……。義母の困った行動孫のことが大好きな義母は、なかなか孫たちに会えないことが寂しいのか、娘が通っている保育所が休みの日曜日にアポ無しでわが家に来る事もしばしば。娘をかわいがってくれるのはうれしいのですが、アポ無しで来られると私も不在の場合などに困るので、夫にその旨を相談し、せめて『何時くらいに行く』と連絡がほしいと伝えてもらいました。しかし義母は、「息子の家に行くのに、アポなんか必要ない!」と言い張り、アポ無し訪問をやめてくれません。困った私は、義姉に相談しました。すると、パッタリ! 義母がわが家に来る事がなくなりました。私は、少しは気にしてくれたのかな? くらいに思い、深く考えずにいたのですが……。 ある日、娘を保育所に迎えに行くと、なんと娘がいないのです! 先生に事情を聞くと、「おばあちゃんがお迎えに来て帰りました」と言われました。当時は代理のお迎えに対して特に規定はなく、お迎えに来たと言われれば、本人確認などはせず引渡していました。私は驚いて、義母に無断でお迎えに行かないでほしいと伝えます。 このことを義姉に相談すると、義母に強めに言ってくれたらしく、それ以降アポ無し訪問もなくなり、勝手に保育所から連れて帰る事もなくなりました。保育所で本人確認を細かくするようになったのはそれからしばらく経ってからのこと。今だったら連れ去り事件になりそうなことを、義母が何とも思っていないことにも驚いた一件でした。義母にはただ「やめて」と言うのではなく、具体的な理由を添えて伝えればよかったかもしれません。 作画/赤身まぐろ著者:月岡 佑
2024年06月29日長女が1歳半だったころの話です。2人でお風呂に入り湯船で温まったあと、私は洗い場で体を洗っていました。長女は私の足元に座り、アヒルのおもちゃで機嫌よく遊んでいたのですが、このあとまさかの事態が発生するのです……。髪を洗っていた数秒間で…長女はお風呂が好きではなくいつも早く上がりたがってぐずるので、機嫌がいいなんて珍しいこともあるなぁと思いつつ、今のうちに自分の洗髪を済ませてしまおうと目を閉じ、シャワーのお湯を頭からかけました。 その間10秒にも満たないくらいだったと思います。目を開け、視界に飛び込んできたのは湯船から真上に突き出している2本の足でした。私は一瞬何が起こっているのか理解できませんでしたが、すぐにそれが長女だと気づき、叫び声を上げながら湯船から引き上げたのです。幸いお湯を少し飲んだだけで、軽くむせたあと泣き出して大事には至りませんでした。 5年以上経った今でも、長女を失っていたかもしれないというあの恐怖心は忘れられずにいます。しかし、一番怖かったのは長女自身のはず。一瞬の気の緩みが取り返しのつかない事態を招くのだと改めて感じ、育児の過酷さを実感した出来事でした。 ◇ ◇ ◇ お子さんが無事で、本当によかったです。今回お子さんは洗い場に座っていたようですが、数秒目を離したすきに、滑って浴槽へ落ちてしまったのかもしれませんね。 乳幼児はわずか10cmの深さでも溺れる可能性があります。お子さんをひとりで浴槽に入れるのは危険であるため、絶対にしないでください。また、洗い場に座らせる場合も、できる限り目を離さないようにしましょう。今回は目を閉じたわずか10秒たらずの間に事故が起きてしまっているため、先に自分の洗髪を済ませてからお子さんをお風呂に入れたり、自分の洗髪中は浴槽にフタをして、開けたり乗ったりしないよう伝えてあげると良いと思います。 作画/さくら著者:川原 ゆき子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日大学生のころから仲の良い友人は、今は隣県に住んでいます。娘と同じ生後10カ月の子どもがいて、今でも定期的に遊ぶママ友でもありました。しかし、遊びの約束をするときモヤッとすることがあり……? 隣県の友人との集合場所は…隣県に住む同月齢の子を持つママ友と遊ぶ約束をしましたが、私はひとつママ友に困っていることがありました。それは、ママ友はいつも私が住む県に来ようとせず、ママ友が住む隣県を集合場所にすることです。生後10カ月になりチャイルドシートを嫌がる娘の機嫌をとりながら隣県まで行くのは大変で、やむを得ず高速道路を使うこともありましたが、往復約4,000円と痛い出費に。とはいえ、地元にママ友がいなかった私にとって、隣県のママ友と過ごす時間はリフレッシュタイムになっていたので、多少の出費は我慢していました。 翌月もママ友から遊びの誘いをもらいましたが、やはり集合場所は隣県のママ友宅。我慢ができなった私はメッセージアプリで「たまにはこっちに遊びに来てよ!」と提案。すると、ママ友は「ん〜、交通費もったいないからな……」と渋ってきます。「それに来てくれる時は、お菓子を用意したり部屋もきれいにしてるじゃん! こっちも大変なんだし、お互い様でしょ〜?」とのこと。確かに準備が大変なことは理解していますし、感謝もしていますが……。やはり毎回往復4,000円かかっているのは家計的にしんどいですし、そのことをなかなか理解してくれないママ友にも少しモヤモヤしてしまいます。 そこで私は、「じゃあ、間をとって県境の公園に行ってみる?」とさらに提案。すぐに返信が返ってこなかったのですが、しばらくして「今月はやっぱり都合悪いかも。また連絡するね」とママ友からやんわり断りのメッセージが……。ママ友は、自腹を切ってまで私と遊びたいわけではなかったのだな、と察した私。それ以来、ママ友から遊びに誘われることがなくなり、私からも誘わないため以前のように遊ぶこともなくなりましたが、後悔はしていません。この出来事をきっかけに、地域の子育て広場や公園にもっと出かけてみようと思えるようになり、仲良しのママ友が何人か新しくできて、よかったと思っています。 今回の件で、お互いの家が遠い場合は、集合場所をお互いの家の間あたりにする、ガソリン代は交代で払う、など相手への気づかいが必要だと感じました。育児の悩みを相談したり、日々のストレスを吐き出したりとリフレッシュにもなるママ友との集まり。せっかくならお互いが気持ちのいい関係を築きたいと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月29日子どもを妊娠していたとき、急な腹痛に襲われることがありました。けれども少しすると痛みはおさまるので、妊娠中の症状の1つだと思っていました。産後、しばらく痛みを感じていなかったのですが、子どもが生後10カ月になったころ、再び猛烈な痛みに襲われたのです。それは妊娠中に起こった痛みと似ていて――!? 痛みの原因はまさかの…?突然ののたうちまわるほどの腹痛。どこをおさえても、どこをさすってもラクになりません。だらだらと冷や汗を流しながらうずくまっていたら、最終的に気を失ってしまいました。 その後、しばらく経って目覚めた私。不思議なことに、あの腹痛はまったく残っていませんでした。何事もなかったかのように普通の日常が送れるのです。 しかし、その日以降、夕方になると腹痛に襲われるように……。でもやはり翌日にはケロッと普断通りに過ごせていたので、妊娠中のトラブルの1つなのかなぁとあまり深刻に考えませんでした。 それからしばらくすると痛みが出るのがおさまりました。そして無事に出産を終えて、日々忙しく育児に追われる生活をしていました。出産したから妊娠中の痛みがおさまったのかなと思っていたところ、子どもが10カ月を過ぎたころ、また猛烈な腹痛に襲われたのです! そこでようやく重い腰をあげて病院へ。すると検査の結果「胆のう結石」が見つかったのです。「胆のう症」だということで、即入院となってしまいました。おなかの痛みは妊娠によるものだと思って疑わなかったのですが、しっかり病気が潜んでいたのです。 もともとおなかが弱いタイプで、腹痛を度々起こしていたこともあり、激痛だったのにもかかわらず「病院へ行くほどではないだろう」「妊娠によるもので今だけだろう」と高をくくっていた私。思い込みによって受診しなかったことを後悔しました。やはり痛みの具合がいつもと違うときは病気を疑って、早めに病院で診てもらうことが大切だと痛感しました。今後は異変を感じたときは迷わず受診しようと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。イラスト/ふくふく著者:田中花子
2024年06月28日友だち親子家族と買い物をしたときのことです。価値観の違いを目の当たりにしてしまい、親の非常識さに衝撃を受けました。今後は一緒に出かけるのはやめようと思った出来事です……。「売り物食べてるよ!」声の先には?わが家の6歳・4歳男子と、兄弟共に同い年である私の幼馴染の友だち親子と買い物をしていると、後ろから女性が「ちょっとこの子!売り物食べているよ!」と怒鳴る声が聞こえました。わが子たちは前にいたので何事かなと振り向くと、友だちの下の子が売り物のフルーツを食べていました。 友だちは少し離れたところにいて「あーほっといてください!」と言うだけ。驚いていると店員さんがきて、買い取りをお願いしたので友だちはしぶしぶ買いとりました。 翌日翌日、たまたまスーパーで会い一緒に買い物をすることに。友だちがどんどん進んでいく中ゆっくり見ていた私が振り向くと、友だちの下の子がフルーツへ指を突っ込んでいます! そのことを友だちへ伝えたけれど、なんとフルーツは放置。わが家で買うことにしました。友だちは私が買い取ったのをみても、なにも気にしていない様子でした。 子どもに注意すると…指を挿したフルーツをカゴに入れて買い物を続けていると、前には友だち親子が。友だちの子どもを見ていると、お肉コーナーの端から進行方向へ向かい、お肉のパックを触っていました。 さすがに子どもへ注意したけれど、友だちは知らん顔。二度と一緒に買い物は行きたくないと思うと同時に、わが子は絶対にそうならないようにしようと思いました。 わが家では小さなころから「買わない物は触らない」と教えています。もし生ものを触ったら今回と同じように買うと思います。子どもであれ大人であれ、当たり前と思っていたことが家庭ごとに違うということを痛感しました。各家庭でルールは異なるけれど、社会のルールは守れるように子どもを育てないといけないなと実感した出来事でした。イラスト/まげよ著者:鶴川 こだま
2024年06月28日息子が5歳のころの話です。そのころは、夫の友人の奥さん・Aさんと家族ぐるみで交流がありました。Aさんは都会に住んでいて、流行に敏感なおしゃれレディという印象。お金持ちのようで、普段からわが家とは少し感覚が違うなぁと思っていたのですが……。人との感覚の違いある日、 Aさんがわが家に遊びに来てくれました。手土産も持ってきてくれたのですが、それは流行中の高級菓子で、ブランデー入り。手土産を用意してくれたことにはとても感謝しています。しかしAさんは「これね、今すごく流行ってるから絶対いいと思って。ねぇ、早く食べてみて」と5歳の息子にまですすめるのです……。パッケージがとても華やかで、食いしん坊の息子からしたら物珍しさも手伝って特別おいしそうに見えたのか、食べる気満々でした。 本当に言いづらかったものの、息子には「これね、お酒が入ってるの。息子はお酒を口に入れちゃダメなんだ、ごめんね」と伝えました。 息子は泣きそうな顔。 それを見てAさんは「こんなに食べたがってるのにダメなの? 少しだけならいいんじゃない? 食べてみてよ〜!」とまた息子にすすめます。まさかの発言に私はモヤッ……。そして、悲しい顔をしている息子の目の前で大人だけ食べるわけにもいかず、険悪な空気のままお別れとなりました。 そのあと夫にAさんからメッセージが送られてきたのですが、「すっごい厳しい奥さんなんだね。大変だと思うけど頑張って。つらかったらいつでもうち来てくれていいし、話だけでも聞くよ。うちはいつでも夫婦で大歓迎」という内容に夫婦揃ってびっくり。夫もさすがに返信できず、そのまま疎遠になりました。 感覚が違う人と付き合うのは大変だと実感。しかし、気まずくなったとしても、息子に悪影響がありそうなときははっきりと言うべきだと改めて思いました。今後も息子を守るために、しっかりしようと思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ 「お酒入りのお菓子は子どもに食べさせてもいいの?」と疑問に思ったことのある親御さんは、多いのではないでしょうか。 お菓子に含まれているお酒の量や、アルコールが飛んでいるかなどは物によってさまざまですが、基本的には避けたほうがようでしょう。 もしお酒入りだと気づかずに食べさせてしまったという場合は、ひと口程度であれば水分をよく取らせて、様子を見てください。様子がおかしいと感じた場合は、受診しましょう。お菓子をあげる際は、よくパッケージを確認するようにしてくださいね。 作画/さくら著者:近藤 恵美子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月28日子どもが3歳だったころの話です。ママ友がわが家へ遊びに来たとき、「なんだかやたらと写真を撮るなぁ……」と思っていたのですが、嫌だと思う気持ちはあったものの、気まずい空気になるのが嫌で「やめて」と言い出せずにいました。意思表示は、はっきりしよう…ママ友を家に招いた数日後、なにげなくママ友のSNSを見ると、『この前ママ友の家に行ってきました〜♪ インテリアが素敵だったので、共有です♡』という文章と共に、わが家のインテリアが写った写真が大量にアップされていたのです……。掲載許可どころか、撮影許可も出していなかったので、ビックリしてしまいました。しかもわが子の後ろ姿までばっちりと写ってしまっている写真もあり、驚愕……。 とても凝った長文と大量の写真からSNSへの熱量を感じましたが、勇気を出して「消してほしい」と言うことに。しかし、無断撮影や無断掲載のことを謝ってくれることはなく、「え〜、せっかく投稿したのに〜」とすごく嫌な顔をされてしまい……。価値観が合わないと感じ、今後のお付き合いは控えようと決めました。 ママ友はおしゃれなインテリアが好きで、自分の部屋の写真をたくさんブログにアップしているので、SNSに家の中の写真を掲載することに抵抗がないのかもしれません。しかし、「撮らないで」と言えなかった私も悪かったかもしれませんが、せめて「撮ってもいい?」「載せてもいい?」など、家主である私に確認してほしかったのが本音です。 この一件で、してほしくないことははっきり伝えないと後悔するのだと実感。今後はトラブルにならないような伝え方で意思表示をしようと思った出来事です。 作画/さくら著者:本田 まき
2024年06月28日同じマンションに、よく声を掛けてくる小学2年生の女の子がいます。4歳の娘が幼稚園から帰宅すると、「今日遊べるでしょ?」といつも強引に娘と遊ぼうとしてきて……? 初対面でまさかの要求夕方に私と4歳の娘が幼稚園から帰宅する姿を見つけると、女の子は「今日遊べる?」といつも声を掛けてきます。ある日、いつもの調子で女の子に誘われたので、マンションの庭で一緒に遊ぶことに。私はそばで見守っていましたが、夕ごはんの支度を始める17時になったので、「そろそろお家に帰ろうか」と言いました。すると、いつもは遊びをやめて家に帰る女の子が「嫌! まだ帰らないで!」と駄々をこね始めます。「また今度遊ぼうね」と言っても女の子は納得しない様子。「行っちゃ嫌!」と娘の腕にしがみつくので、娘も困っているようです。そこに偶然、「娘ちゃん、何してるの?」と、仕事から帰宅した女の子の母親が話しかけてきました。私はホッとして、初めて会う女の子の母親に事情を説明します。しかし、母親は女の子に家へ帰るよう促すこともせず、なんと「娘ちゃんはお友だちとまだ遊びたいの? だったらお家にお邪魔したら?」と提案してきました。慌てて「すみません、夕ごはんの用意がありますし、今日は無理です」と断りましたが、「夕ごはんの用意をしている間、家で子どもたちを遊ばせたらいいじゃない? ね? 私も助かるわ!」と、こちらの事情などお構いなしに笑顔でグイグイ迫ってきます。「このままでは、なし崩しに家に上がられてしまう……!」と焦った私は負けじと笑顔で「こちらの都合もありますから」と、話を打ち切るようにし娘を連れて帰宅しました。初対面にもかかわらず強引に子どもを預けようとする母親に、私は困惑。その後、母親に何か言われたのか、エントランスで会っても女の子が遊びに誘ってくることはなくなりました。 相手の都合を考え、マナーを守ることの大切さを考えさせられるきっかけとなった出来事です。 作画/Pappayappa著者:生田さなえ
2024年06月28日離乳食をまったく食べようとしない娘に悪戦苦闘する私を見た義母は、私のやり方を否定するばかり。そこで義母が作った離乳食を与えることにしましたが……。 私が作った離乳食を、義母が…生後6カ月ごろから離乳食を始めた娘ですが、生後10カ月になってもまったく離乳食を口にしようとしません。それでもなんとか食べることの楽しさを知ってほしいと離乳食を続けていました。 ある日、娘に離乳食をあげるタイミングで義母が遊びに来ます。「今来なくても……」と思いましたが、せっかく準備をしていたので、義母の見ている前で離乳食を与えることに。娘はいつも通り口を閉じ、まったく食べようとしてくれません。すると、そんな様子を見た義母がやれやれと言った様子で「あなたが作った離乳食はおいしくなさそう。それに食べさせ方もよくない。娘ちゃんがかわいそうだわ!」と指摘してきました。その言葉にイラッとしましたが、顔には出さず「私、昔から不器用で……。料理が得意なお義母さんが作ったものなら食べてくれるかもしれないので、ぜひ作ってみてもらえませんか?」と提案してみることに。義母は「最初から、素直にそういえばいいのよ」と得意げです。 後日近所の義実家で、義母が作った離乳食をあげてみることに。当日、義母は時間をかけて離乳食を作り、自信満々な様子で私たちを迎えてくれました。しかし、いざ義母が離乳食を与えようとすると、娘はギャン泣きで義母が作った離乳食をひっくり返します。腕によりをかけて作った離乳食が散乱する様子に、義母はあ然。そして義母は私に「離乳食を食べてもらうことがこんなに大変だなんて思っていなかったわ……。この前はひどいことを言ってごめんなさい……」と言ってくれたのです! 私も「いえ、せっかく作ってくれたのにひっくり返しちゃってすみません」と伝えました。それ以降は離乳食の進捗に口を出さなくなるどころか、「ごはんおいしいから食べてみて~」と娘に声かけをするなど、協力までしてくれるように。 1歳になった娘は、食べる量は少ないもののだんだんと口に入れてくれるようにもなっています。自分と同じ立場を経験してもらうことは、理解を得る近道なのかもしれないと実感。今後も何か問題に直面したときには、相手に実際に経験してもらうことも選択肢の一つにしようと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月27日娘が1歳のときの話です。もともと胃腸の弱い私。その日も昼過ぎから胃腸のあたりに気持ち悪さを感じていました。どんどん悪くなる体調。水分も取れないほどの強い吐き気に加え、熱も上がってきてしまいました。そこで夫に夜ご飯の準備をお願いしたのですが……? 夫が作ってくれたものはまさかの…吐き気と戦いつつ、娘の様子を見ながら夫の夜ごはんができるのを待っていた私。私のためにおかゆを作ってくれているのだろうと思っていました。しかし、1時間経ってもまだ完成しないのです。この間、吐き気と格闘しながら娘をみるのはなかなかつらいものがあり、夫に早くしてと思ってしまいました。 料理開始から1時間半ほど経ち、ようやく夜ごはんができたと夫が呼びに来てくれました。テーブルについた私と娘の前に置かれたのは……。 香草の効いたビシソワーズでした。 吐き気でしんどい私。そのにおいすらも受け付けず、「ごめんね……食べられそうにない」と謝りました。すると、夫は「せっかく手間暇かけて作ったのに!」と怒ってしまったのです。本当はおかゆが食べたかったとは言えませんでした。それから数カ月後――。 今度は夫が体調を崩しました。寝込んでいる夫に、「何なら食べられそう?」と聞いたところ、不機嫌そうな声で「おかゆ」と言われました。「この状況で香草が効いたビシソワーズが食べられますか?」と質問したい気持ちをおさえておかゆを作りました。 おかゆを作ってくれていると思い込んでいた私も悪いのですが、体調の悪いときは、「何が食べたい?」「何が食べられそう?」と聞いてもらえるとうれしかったなと思いました。手の込んだ料理を作ってくれたことにも感謝していますが、とても驚いた出来事でした。夫が体調を崩したときに「おかゆ」が食べたいと言ったので、次はきっとおかゆが作ってくれると思います。 イラスト/まげよ著者:ぽて子
2024年06月27日息子が1歳半のときの話です。その当時、保育園でアデノウイルスが流行っていました。息子も発熱してしまったので、病院で検査を受けたところ結果は陰性。けれどもその後、驚きの事態に発展したのです―。 後悔の嵐…息子がアデノウイルス感染じゃなかったことにほっとした私。しかし、その後しばらく息子は40度の熱が続き、しんどそうでした。 このときにしっかり対策をしていれば、あんなことにはならなかったのに……。 それから1週間、ようやく息子は快復。しかし、私の目にかゆみが生じたのです。真っ赤に充血した目でかかりつけの眼科に行くと、他の患者さんと隔離されての診察になりました。 そこで告げられたのは、「アデノウイルス陽性」でした。 慌てた私は眼科の先生に息子のことを話しました。すると、「かかったばかりなどはウイルスの量が少なくて、検査で陰性と出てしまうことがあるんです」「息子さんもアデノに感染していたのかもしれませんね」とのこと。そういえば、息子を診てくれた医師も同じことを言っていたのを思い出しました……。 それから1週間、今度は私が40度の熱で寝込むことになってしまいました。 息子が熱を出したあとなどの数日後にもう一度検査してもらっていれば……、ちゃんと家庭内で感染対策していれば……と後悔の念ばかり。 親としてもっとできることがあったと、とても反省しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/まげよ著者:鈴木 茜
2024年06月27日当時5歳の息子と3歳の娘を連れ、図書館で本を借りようとしたときのエピソードです。モヤモヤが止まらない!子どもたちが些細なことからケンカをはじめ、娘が館内で大泣きしてしまいました。 いくらなぐさめても泣き止まず、急いで貸し出し手続きをしていたところ、見知らぬ高齢男性が近づいてきて「早く出ていけ」と罵声を浴びせられました。息子は状況がわからずポカン。娘は泣き続け、私はすごく傷つき、そそくさと退出せざるを得ませんでした。ものすごくモヤモヤしたまま図書館をあとにしました。 ◇◇◇ 図書館みたいなみんなが使うところで喧嘩をしたり、大きな声を出したら困る人がいることを教え静かにするよう今でも伝えています。私は同じ状況に出会っても、怒鳴ることはせず子どもにも伝わるような注意の仕方をしようと思いました。 作画/てる子著者:はるのさくら30代、7歳5歳0歳の母。普段はフルタイム。今は育休中
2024年06月27日子ども園の友だちと大きな公園に行ったときのことです。SNS好きのママが投稿した内容に私は驚愕してしまいました……。 バルーンアートの記念写真ある日、公園へ行くと、バルーンアートパフォーマンスがおこなわれていたので子どもたちは1列目の特等席に座って見ることに。バルーンアートパフォーマーがチューリップや犬を作り、次々と子どもたちにプレゼント!後半になってもなかなかもらえなかった娘。しかし、パフォーマンスの最後になったとき、突然パフォーマーに「こっちへ来てもらえますか」と娘が誘導されました。 音楽とともにフィナーレにふさわしい大きいハートの中にかわいい世界中が知っているキャラクターを作ってもらいプレゼントされました。犬のバルーンをもらった娘の友だちが娘に「今だけハートの貸して」と言ったので交換して記念撮影。 ママ友の投稿した内容は…するとその子のママがSNSにその場で写真を投稿!それは良いのですが、私はストーリーズを見て呆れてしまいました。 そこには「最後にハートのバルーンをもらえました!一緒に遊んだ子どもたちの中で最後に選ばれました!」と、事実と異なることが書いてあったのです。投稿後、24時間でストーリーズは消えるので、親の心理として少しでもわが子の自慢をしたかったのでしょうか。 一緒に過ごした立場としては、事実と違う内容の投稿を見るのは、なんだか気分が良いものではありませんでした。私はSNSで娘の写真やエピソードを投稿したことはないのですが、SNSとは程よい距離感で付き合っていきたいなと反面教師にした出来事でした。イラスト/きりぷち著者:伊東理恵子
2024年06月27日一番上の子が産まれたばかりのころのことです。母乳のみで育てていたため、夜中に何度も起きて母乳を与えていた私。息子が泣いてもまったく気づかない夫にイライラは募るばかりだったのですが……? 夫の衝撃発言その日の晩も、夫はぐっすり眠っていました。それを横目に、3回ほど起こされた私。眠い目をこすりながら、泣いているのに気が付かずに寝ている夫にイライラしつつ、私はおむつを替えたり授乳したりしていました。 そして、次の日の朝――。 「おはよう」と起きてきた夫がかけてきた次の言葉に私は耳を疑いました。 夫は「昨日は3回起きてたね。おとといは2回だったよね。」と言ってきたのです。 寝ていると思っていた夫は、実は泣き声に気付いて起きていたのです。起きていたなら、あやしたりしてくれてもいいのに……「起きてましたアピール」はしなくてもいいのに……今さら何言ってるの!?と怒りが込み上げてきました。 思わず強い口調で「起きたなら手伝ってくれてもいいじゃん!」と言うと、まさか私が怒るとは思わなかったのか、夫は面食らっていたようでした。 その後、夫が夜中に起きて手伝ってくれることは残念ながらほぼなかったものの、「起きてましたアピール」もなくなりました。夫とは、ぶつかる前に小さなことから話し合いをしていかないといけないと痛感した私。第二子、第三子が生まれて子どもが増えた今、話し合いを重ねたからか、夫は少しずつ育児に協力的になっています。 イラスト/海乃けだま著者:青井地球
2024年06月27日当時生後7カ月だった娘を連れ、夫と義実家へ帰省。帰省中に娘を連れて、親戚と一緒に焼肉店へ行きました。そこで、大人が食事する様子を見る娘に向かって、義叔父が驚きの行動をとったのです……。 義叔父が0歳の娘に…夫の実家に帰省中のある日、私たち夫婦は娘を連れて義叔父、義叔母、義理の従兄弟と一緒に焼肉店へ行きました。義父母は予定があり不在でしたが、夫は久しぶりに会う義叔父たちと話をして楽しそう。娘もご機嫌で、大人が食事する様子をじーっと眺めています。娘がぐずらないか心配だった私は、この様子にひとまず安心。 食事も終わりごろ、デザートのアイスが運ばれてきました。義叔父の膝の上に座っていた娘は、義叔父が食べるアイスを興味深そうに見ています。すると、酔っ払った義伯父が「あ〜ん」と、娘にアイスを一口食べさせたのです! 内心かなり動揺しましたが、場の空気を悪くしないよう私は「すみません、娘はまだ離乳食を始めたばかりなので、アイスはやめていただけますか?」と笑顔でやんわり注意。 義叔父は陽気に「そうかそうか!」とこたえてくれましたが、「アイスがダメなら、飲みものはどうかな〜?」と今度はアルコールが入ったグラスを娘の口につけようとしたのです。夫や義叔母たちは会話で盛り上がっていて、義叔父の行動に気がついていない様子……。私が少し語気を強めて「やめてもらえますか?」と念を押すと、義叔父は急に瞳を潤ませて義叔母たちへ「こわいな〜〇〇ちゃん(私)に怒られちゃった」と訴え出します。悪者扱いされて気分が悪かった私が思わず言い返そうとすると、義叔母が気づいたようで「やだ、ごめんなさい。この人、酒癖が悪くってね……」とバツの悪そうな顔で謝ってくれました。どうやら義叔父はこれまでもお酒の席で失敗をしてきており、義叔母はそのたびに迷惑をかけた人に謝ってきたそう。義叔母の一声でその場は解散。酔っ払って歩けない義叔父は、夫と義理の従兄弟がタクシーに乗せました。 その後娘はおなかを壊すこともなく、普通に過ごします。翌朝、義叔父から電話で直接謝ってもらえたので、私の怒りも鎮まりました。酔っ払った人の膝に娘を預けることはやめようと心に誓った出来事です。 ◇ ◇ ◇ お子さんがおなかを壊さなくてよかったです。しかし、やはり赤ちゃんにアイスをあげることは控えた方がよいでしょう。乳脂肪分や糖分が多く、消化機能が未発達な赤ちゃんにとっては負担になります。また、冷たいものに慣れていない赤ちゃんは、胃腸への刺激でおなかが緩くなってしまい、消化機能が低下し、離乳食の進みや哺乳量にも影響が出てしまうということも考えられます。さらに、アイスの製造過程では、加熱していない卵や乳製品を使用していることも多く、それらのアレルギーの有無がわからない場合も、控えた方がよいでしょう。 作画/yoichigo著者:小田 ひな監修者・著者:管理栄養士 久野多恵管理栄養士の資格を取得後、小児科に勤務。子育て中の親御さんの疑問や悩みが多い事に気づき、自身の学んだ栄養学を活かしたいと感じる。エビデンスに基づいた栄養指導の知識を深め、保健指導に尽力する。自身の出産・育児経験を経て、現在は、行政における乳幼児健診時の離乳食・幼児食相談、妊娠期相談を対面で行う。その他、離乳食教室や母親教室の講義を担当し、初めての子育てに不安なママさんへの疑問に向き合い、一緒に解決する機会を設けている。また、成人期・高齢期の栄養相談、講話なども行い、幅広い層への栄養知識を深める活動をする。1男1女の母であり、現在も子育てに奮闘中。
2024年06月27日