「来たか…」発熱を知らせる保育園からの電話。⇒ぶっちゃけます!働くママの脳裏をよぎる本音とは!?
あんこさんは、長男のいちくん、次男のにぃくん、双子姉弟のさんちゃん&しぃくんを育てる4児の母。パワフルな子どもたちに振り回されながらも、あんこさんの毎日は充実感いっぱい! にぎやか一家の日常は「かわいい! 楽しい! 幸せ! でも、やっぱしんどい!」という瞬間に満ちあふれています。そう、かわいい子どもたちに囲まれ、幸せいっぱいの毎日でも、しんどさを感じることもあるのが育児の実状です。
そのひとつが保育園からかかってくる、子どもの発熱を知らせる電話。
急なお迎えの必要が生じたあんこさんは、そのことを夫に伝えますが、返事は「まじか」の一言だけ……。
やさしい母でありたいけれど…
「『げっ』て思っても仕方ないよ。大変だもん、体調不良」——。
子どもの発熱連絡を受け、「げっ」と思ってしまう自分を鼓舞するように、そう言い聞かせる、あんこさん。
さらには自分に言い聞かせるだけでなく、同じような思いを抱えるお母さんたちにもエールを送り、わんぱくな子どもたちを見てくれている保育士さんにも、夜遅くまで診療を続ける小児科病院にも感謝するのでした。
あんこさんが「げっ」と思ってしまう気持ち、決して責められることではありません。子どもが保育園や幼稚園に行っている間にも家事があったり仕事があったり、ひとりきりの休息時間を取ることだって必要なはずです。
それでも、子どもの寝顔や笑顔を見ながら、「げっ」と思ったことに罪悪感を覚え、自分を責めてしまう……。しかし、その罪悪感は、子どものことを愛しているからこそ!
特に子どもが体調不良のときにはママも必死。
自分まで体調を崩しかねません。あんこさんがくれたメッセージのように、自分を責めてしまったとしても、そのあとには「頑張ってるよ! お疲れさま!」と、自分を労うことも大切ですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あんこ
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug