「うまく飲めない…」ママのストレスが軽減!?ストロー飲みが上達するコツとは…
この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、赤ちゃんのストロー飲みが上達する4つのステップを解説しています。
離乳食インストラクターの中田馨です。私は、保育士をしているのですが、ママさんたちから「先生、どうすればストローでうまく飲めるようになるの?」と相談を受けることが多くあります。
いざ、ストローにチャレンジしたはいいけれど、うまく吸えない。おっぱいや哺乳瓶を吸うのとは少し違う「ストローの吸い方」を赤ちゃんにどう教えたらいいのか? また、吸ったはいいけれど、のどに引っかけてしまったり、口から出てきたりして、服がビチャビチャに! そうなるとママも慌ててしまいますよね。
ママのストレスを軽減しながら、赤ちゃんがスムーズにストローで飲むことができるステップアップ法を紹介します。
ストロー飲みのメリット
水分をとりやすい
コップがまだ使えない月齢が浅い赤ちゃんでも、ストローの吸い方を知っていれば、簡単に水分補給をすることができます。外出先でも手軽に水分を与えやすいので、私自身も重宝しましたよ。
口の発達を促す
おっぱいや哺乳瓶とは少し吸い方が違うストロー。舌を使って、その吸い方を習得してストローを使えるようになることも、口の中の発達の1つです。
ストロー飲みはいつからすればいいの?
くちびるで物をはさめるようになったら、ストロー飲みの始めどきだと思います。
「何カ月から始めましょう」という明確なものはありませんが、離乳食を開始し始めた、生後5~7カ月を目安に始められてはいかがでしょうか?
ストロー飲みの4つのステップアップ方法
スパウトで練習
ストローをうまく吸うことができない赤ちゃんには、「スパウト」という、哺乳瓶の口とストローの間のようなマグで練習する方法があります。私の子どもたちも、ストローの前にスパウトで練習しました。もちろん、必ず使わなければいけないものではありませんよ。
どんな感じで吸うのかな?と、私も吸ったことがあるのですが、哺乳瓶を吸う感覚にも似ています。わが子はすんなりと吸えるようになりました。また、ストローのように水分が大量に口に入ってこないので、赤ちゃんがびっくりすることなく飲めるのではないかと感じます。