「息子に結婚式の予定なんてあったかしら?」ボケたふりして嫌がらせ!?義母に復讐を実行すると…!?
「思い出せないから挙式をキャンセルされても仕方がないわ~www」
「挙式は先月やりましたよ」
「ついにボケちゃいましたか?」
「え?」
旅行での義母の"うっかり"を目の当たりにした夫は、事態を重く見ていました。夫婦2人で何度も話し合い、急遽挙式を1カ月前に前倒しすることにしたのです。
「式場には、お義母さんが勘違いして電話したって言っておきますね」と私。義母は「挙式は先月って……?え?」とまだ事態を飲み込めていない様子でした。
そこで、私は「あっ!!私ったらついうっかりしちゃって!!お義母さんに挙式の日程変更をすっかり伝え忘れていました~~~!」「こんな大事なことを忘れちゃうなんて!私ったらうっかりさん!!」といつもの義母の口ぶりを真似。
「お義母さんって家族の恒例行事を大切にされているじゃないですか」「だから夫に再度予定を確認してもらって、挙式を早めることにしたんです」
「そ、そんな!新郎の両親が不在なんてそんな結婚式ありえないわ!」とヒステリックに叫ぶ義母。「でも、ご両親がいなくても問題ないと言ったのは夫の方ですよ?」「結婚式を前倒しにしたのも、うっかりミスやトラブルでお義母さんたちが来れなくても、それはそれで問題ないって言ってました」と言うと、義母は悲鳴をあげました。
「そっちがそういう態度なら、私たちにも考えがあるわ」「もうあなたを嫁と認めることは一生ありませんからね!」と電話口でキンキン叫ぶ義母。
そばにいた夫が私からスマホを取り、「それなら大丈夫、俺が婿入りするからさ」と言うと、再び義母の絶叫が響き渡りました。
「母さんたちにはもちろん感謝してる」「でも、俺の大切な人に嫌がらせする人たちともう付き合えない」
その後――。
私たち夫婦と義両親とのトラブルを聞きつけた義母の姉により、義両親は専門機関で検査を受けることに。2人ともとくに問題はなかったそうです。検査結果を知った義母の姉からは「じゃあ2人ともただお嫁さんに嫌がらせしてたってことなのね」と怒られ、親戚からも総スカンを食らっているそう。
義両親がおとなしくしていることもあり、私たちは新婚生活を思いっきり楽しんでいます。