手のひらサイズの娘にあげる母乳がほとんど出ず焦る日々⇒思い切って母に相談すると、まさかの発言…
36歳で初めて子どもを授かった長谷川みはるさんは、妊娠6カ月目の妊婦健診で上の血圧が180を超えたことから、NICU(新生児集中治療管理室)のある大学病院へ緊急搬送。その後、緊急帝王切開で501gの赤ちゃん・すずを出産しました。産後、体調は万全とは言えないながらも、保育器の中で懸命に生きる娘のために、母乳がよく出るようマッサージをしたり、退院後は片道約1時間かけて面会に行ったりする日々を送るみはるさん。娘のことも心配でしたが、みはるさんは母乳量が思うように増えないことが不安の種になり始めます。
この日も娘のために搾乳をするみはるさん。
毎日3時間おきに搾乳しますが、その母乳量に対して不安と焦りが増すばかりで……?
娘にしてあげられる、数少ないことなのに…
※「はるえ」⇒「みはる」
母乳量に不安を抱いたみはるさんは、家に来ていた母親に不安を打ち明けます。
すると、自分もそんなに母乳が出なかったこと、そのうち出なくなることを笑いながら話しました。
深い意味はないとわかってはいるものの、これはみはるさんには突き刺さる言葉で、落ち込んでしまったのでした。
母乳量を増やすためにいろいろと試してみたものの、変化は表れません。
そこで、娘の面会に訪れた病院で、みはるさんは思い切って看護師さんに相談してみることに。すると助産師でもある師長さんが、不安な気持ちを理解してくれて、マッサージやアドバイスをしてくれます。このことで、少し心が軽くなったみはるさんは、再び頑張ってみようと思えたのでした。
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母の何気ない言葉に深く傷ついてしまったみはるさんでしたが、看護師さんたちの温かい対応で前向きな気持ちになれたようで、本当によかったです。
みなさんの中にも、妊娠中や育児中にネットで心配ごとについてたくさん検索した、という人も多いのではないでしょうか?
今回のみはるさんのように、看護師さんや医師に相談することも大切ですので、何か心配なことがあれば遠慮せずに打ち明けてみてくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。