「心臓に穴が空いてるって言われた」夫に泣きながら連絡する妻。夫婦で話し合った結果は…?
2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。出産後、授乳をおこなう際は陥没乳頭ということもあり、赤ちゃんが乳首を吸いにくく、体重が思うように増えなかったため悩んでいました。さらに、新生児健診では体重が半分しか増えていないことを指摘され、ショックを受けてしまいます。健診では母乳をあげたあと、育児用ミルクを追加するように指示され、その日から実践することに。
その3日後、近所で赤ちゃんの測定・相談会があったので、会場に足を運んだぷにらーさんですが、助産師さんを目の前にすると突然泣き出してしまいます。そんなぷにらーさんに助産師さんは温かい言葉をかけると同時に、アドバイスをしてくれました。
それからひと月ほど経つと、授乳がラクにできるようになったほか、無事に1カ月健診を終えることができたのです。
しかし、赤ちゃんが2カ月を迎えたころ、予防接種のために受診した小児科で、「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。
突然のことにぷにらーさんはショックを隠し切れず……!?
娘の病気や手術について、急きょ2人で話し合うことに…
急きょ夫に報告し、娘の病気や手術について
数日間かけて話し合いをおこなったぷにらーさん。
「呼吸が早い、体重が増えにくい、汗をかきやすい……。
まんまこの通りだな」
空いている時間は病気のことについて調べ、
理解を深めようとしていました。
また、検査を受けるまでは、
心臓の件は留めておくことにしました。
そして、ついに大学病院を受診する日に。
不安をかかえながら、
夫婦そろって病院に足を運んだのでした。
検査を受けて診断されるまで内心落ち着いていられなかったと思いますが、時間があるときに病気について調べるなど、現実とちゃんと向き合おうとする真剣さを感じました。大学病院での診断結果が、ぷにらーさんの望んだ結果であることを願います。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。