同じ日に誕生日会!?→ママ友「友だち全員とっちゃってごめんね!」しかしパーティーは思わぬ方向へ…
念願のマイホームを買って、新しい街に引っ越してきた私たち家族。娘もすぐに新しい幼稚園に馴染み、お友だちもできたようで安心しました。私にも少しずつママ友ができたのですが、クラスの中に1人、苦手な人がいます。彼女の名前はユキノさん。他のママからも煙たがられているようです。あまり近寄らずに過ごせたら良いのですが……。
苦手な理由は、とにかく自慢が多いこと。それだけならまだしも、相手を下に見るような発言ばかりします。
クセ強ママ友
先日も「このワンピースいくらだと思う!? 30万よ! 庶民のあなたたちには買えないだろうけど、見るだけならタダだから見せてあげる~!」と、幼稚園の送迎には似つかわしくないワンピースを着て、自慢話が止まりません。
私が初めて登園した日も、私が持っていたバッグをジロジロ見ていました。私の夫は良いものを買って長く使う派なので、知らず知らずのうちに高級品を持たされていることがあります。そのバッグも老舗ブランドの高級品だったようで、ユキノさんは面白くなさそうな顔……。
何も言っていない私に対し「それくらいのバッグなら山ほど持っている」と吐き捨てて、どこかに行ってしまいました。
しかしユキノさんは単純な人で、黙って話を聞いてあげれば満足するよう。話を聞き流し、当たり障りなく過ごしていました。
残念な誕生会
引っ越しをして最初の娘の誕生日のこと。娘が「友だちを呼んで誕生日会をしたい」と言うので、幼稚園の友だちに声をかけることにしました。
しかし、いざみんなに声をかけると、どうやら同じ日にユキノさんの家でもお誕生日会が開催されるそうで、来られるお友だちがいません。
こればかりは仕方がないので、新居のお披露目を兼ねて、前の幼稚園のお友だちに声をかけることにしました。娘も残念そうにしていましたが、久しぶりに会うお友だちのことを考えると、それはそれで楽しみなようです。
1本の電話で楽しい気分が台無し!
そんなこんなで迎えた誕生日会当日。パーティーの最中にスマホに着信がありました。表示されているのはユキノさんの名前。
おそるおそる出てみると、ご機嫌そうなユキノさんが1人で話し始めました。
「お友だち奪っちゃってごめんなさいね! 今ごろ、寂しいお誕生日会かしら?」