2023年1月27日 19:20
「トイレいや!」どうしてこうなる?おむつはずれを始める3つの目安と2歳からのコツ【保育士が解説】
保育士の中田馨さんが、2歳からできるおむつはずれのコツを教えてくれました。おむつはずれを本格的にスタートする目安や具体的な声かけのコツなどをマンガで詳しく紹介します! まず、おむつはずれをスタートさせる3つの目安とは……!?
こんにちは、保育士の中田馨です。前回は1歳代のおむつはずれのお話をしました。1歳代のおむつはずれは、トイレのイメージづくりの時期でトイレに興味を持ってもらうことがメインでした。
2歳代になると「トイレに誘い始める時期」がスタート。ママが誘ったときにトイレに行けるようになってきます。今回は、そんな2歳代のおむつはずれのコツを話します。
おむつはずれを本格的に始めるタイミングと期間
1歳代のときにもお話しましたが、おむつがはずれる時期には個人差があります。スタートする時期は、個人個人で違うことを知っておきましょう。
【おむつはずれを始める3つの目安】
・ひとりで立って歩ける
ひとりで立って歩けるようになると、手足のコントロールをある程度することができるようになります。
・大人の言うことを理解している
「おしっこ」や「トイレ」という言葉を理解していたり、自分で言えることも大切な要素。
・おしっこの間隔が2~3時間空くようになってきた
膀胱の機能が発達して、ある程度の量をためられるようになってきます。おしっこがたまると尿意をしっかりと感じることができます。例えば、お昼寝から起きたときに、おむつにおしっこをしていなければトイレに誘うチャンスです!
これらの様子が子どもに見られるようになってきたら、おむつはずれを本格的にスタートしてOKです。おむつが完全にはずれるのは、2歳代の子もいますし、4歳代の子もいます。
ママが焦ると子どももその気持ちを察知しますので「一日の遊びの中のひとつ」と思って取り組みましょう。
トイレに誘うのは毎日同じペースで
おまるや便器に座ることがスタートします。最初は1日1回からでOK。トイレに座ることに慣れるところからスタートさせます。最初からおしっこが出るとは思わないでください。しばらくの間は「ただ座るだけ」です。まずは、おしっこが出ても出なくてもいいのです。
トイレに誘うタイミングは、起きている時間ならいつでもいいのですが、生活の節目節目で意識的にリズムをつくっていくと、ママも子どももラクです。