2022年7月13日 10:30
水深10cmでも溺れることが! 赤ちゃんがプールに入れるのはいつから? 入るときの注意点を解説
を介した感染は稀になったといわれていますが、プールの水ではなく、脱衣所やベンチなどで感染することがあるので、プールから出た後はシャワーで体を洗ってあげましょう。
プールでも感染する可能性のあるプール熱(咽頭結膜熱)は高熱(39〜40度)と微熱(およそ37〜38度)を4〜5日繰り返して扁桃腺が腫れたり、喉が痛くなったりします。また、目ヤニ・下痢といった症状が現れることもあります。プール熱の潜伏期間は1週間程度ですので、赤ちゃんがプールに入った時期と症状の現れた時期に関連がありそうなら、プールに行ったことを医師に伝えるとよいでしょう。
休憩と水分補給をおこないましょう
プール遊びを楽しんでいても、思った以上に赤ちゃんは疲れてしまいます。赤ちゃんの月齢にもよりますが、5~10分ごとに休憩を入れるようにしましょう。
また、水の中にいるとはいえ赤ちゃんは汗をかきます。脱水や熱中症予防のためにも水分補給を忘れずにおこないましょう。
まとめ
プールに関しては赤ちゃんにとって必要な遊びではありませんが、赤ちゃんをプールに入れる際には、水に入って間隔を楽しむという目的程度にし、赤ちゃんの体調を見ながら事故防止に十分注意しましょう。マナーなど周囲への配慮もしながら、赤ちゃんと楽しいプールデビューをしてくださいね。
原稿監修/松井 潔先生(小児科医・ 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長)
作画/はたこ
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