子育て情報『発熱・液漏れ・破裂…安全なはずの電池が間違った使用で凶器に!』

発熱・液漏れ・破裂…安全なはずの電池が間違った使用で凶器に!

電池を複数個使用する機器には、同じメーカーの電池を使用しましょう。
ちなみに過放電とは、電池の残量の違いにより、より残量の少ない電池が継続して放電する状態のこと。過放電が起こると電池内部で過度にガスが発生し、液漏れなどの原因となります。

古い電池と新しい電池を混合して使用しない

電池を複数個使用している機器において、電池が消耗して機器が動かなくなった場合、一部の電池のみ交換すると、過放電を引き起こす場合があります。そのためすべての電池をまとめて交換することを心がけましょう。


電池を装填したあとのポイント

電子機器などに電池を入れる際だけではなく、入れたあとにも注意すべきポイントがあります。

機器を使用したあとは、必ずスイッチを切る

スイッチを切り忘れると、過放電により電池から液漏れなどが起こる可能性があります。


使い切った電池はすぐに機器から外し、適切な方法で捨てる

使い切った電池を放置すると、過放電により電池から液漏れなどが起こる恐れがあります。特に子どもの手に触れることのないよう、すぐに破棄しましょう。

リモコンやおもちゃなど、長期間使用しない電子機器の場合、電池を外して保管する

電池を放置することも過放電の原因となり危険です。しかし、非常用の懐中電灯や防犯ブザーのように、電池を入れたままにしておくことがベストな器具の場合は、定期的に電池の状態をチェックし、異常がないかどうかを確認しましょう。

電池を安全に使用するためには、装填・保管・廃棄を適切におこなうことが大切です。また定期点検の実施も事故防止に役立つでしょう。電池が必要なおもちゃやテレビのリモコンなど、子どもの手に触れやすい機器の場合は、細心の注意が必要です。また歳の離れたきょうだいがいる家庭は特に、子どもだけで電池を扱うことがないようしっかりと管理しましょう!

参考/子ども安全メール from 消費者庁、消費者庁・国民生活センターニュースリリース「電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう! 」

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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