子育て情報『つわりを緩和する方法、おすすめの食べ物は? 治療が必要なつわりって?』

つわりを緩和する方法、おすすめの食べ物は? 治療が必要なつわりって?

に必要事項を記入してもらうことで適切なサポートを受けられることができます)

●つわりがつらいときのおすすめの食べもの
つわりの時期は、酸味があるものを好む傾向があります。また、嘔吐によって水分やミネラル不足になるため、水分補給を心がけましょう。

<おすすめの食べもの>
酸味があって食べやすい食品として、柑橘類、酢の物、マリネ、南蛮漬け、レモン、柚子、トマトがあります。

ビタミンB6は吐き気や嘔吐を緩和すると言われています。ビタミンB6が多く含まれている食品は、バナナ、プルーン、玄米、きな粉、まぐろ、鶏肉、チーズ、ヨーグルトなどです。食べ物の臭いに敏感な場合は冷やすことで臭いが少なくなります。冷やした豆腐、麺類などは食べやすくておすすめです。

調理で吐き気や気分不良が起きる場合は、無理せずに簡易食品や惣菜などを使用しましょう。
また、家族など周囲の人に頼るのもよいでしょう。

●つわりの治療方法

水分や食事がとれているなら、治療の必要はありません。しかし、つわり症状がひどくなると妊娠悪阻(にんしんおそ)の可能性があり、治療が必要になります。つわり症状がひどく、水分が摂取できなくなるような場合は早めに受診しましょう。

妊娠悪阻の特徴として、

・頻回の嘔吐が1日中続く

・食事摂取が困難になる

・5%以上体重が減少する

・脱水

・飢餓状態

・尿中ケトン体が陽性になる

があります。

妊娠が進むと子宮が大きくなることで、胃が子宮に押し上げられて吐き気や胸やけの症状が出現する事があります。症状が気になる場合は医師に相談しましょう。

まとめ

つわりの症状が続くと、気分が滅入ってしまいます。
仕事、育児や家事などで忙しい方は周りのサポートも必要です。気分転換しながら過ごしましょう。

※参考:『病気がみえる産科vol10第3版』(メディックメディア)

監修者・著者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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