「この子…」超低出生体重児だった娘の頭の形が悩み…⇒公園で小学生に言われたショックな言葉とは!?
長女は、在胎22週で生まれた超低出生体重児でした。生まれたと同時に保育器に入り、NICU(新生児集中治療室)とGCU(回復治療室)に合わせて5カ月入院。体重が増えるまでは、顔を横に向けたうつ伏せの状態で寝かせてもらっていたためか、顔が縦に細長く、頭部も前後に長くやや左右非対称な形でした。私は娘の頭の形を気にしてモヤモヤしていました。そしてモヤモヤは、娘が2歳のとき、公園で近所の小学生に言われたショックなひと言によって、ますます大きくなってしまったのです……。
保育器に入っていたころ
生まれてからしばらくは、生きられるかどうかが気がかりで、頭の形なんてまったく気になりませんでした。気になり始めたのは、容態も落ち着いて順調に体重が増え始めた生後2カ月以降のことです。
ずっと横向きで寝かされていた長女の顔を正面から初めて見たとき、イメージしていた赤ちゃんらしい丸顔とは違い、かなり面長な顔つきでびっくりしてしまいました。
顔が縦長で、おでこが長い。後頭部はほとんど下になったことがないので、後ろに丸く膨らんでいました。ネットで情報収集すると、低出生体重で生まれた赤ちゃんには同じような頭の形の子が多いようでした。
退院後もますます気になる……
退院して自宅で布団に寝かせるときも、後頭部が丸すぎるためか上を向くことができず横を向いて寝ていました。ドーナツ枕を購入してみましたが、窪みが浅すぎて横を向いてしまいます。頭の形が良くなるようにと、入浴時に「まるくなぁれ」と唱えながら撫でたりもしました。
薄毛のせいもあってか、2歳ごろになっても頭の細長さはよくわかり、いつになったら気にならなくなるのかと私はモヤモヤしていました。そんな私をさらにモヤモヤさせる出来事が起きたのです。
小学生の言葉にショックを受ける
長女が2歳になったばかりの秋のこと。長女と公園へ行くと、小学校低学年の子どもたちがいました。私たちを見つけて駆け寄ってきたのですが、その中の男の子が長女の頭を見てひと言、「なんか変な形!」と言ったのです。
子どもらしく見たままの感想を言っただけなのでしょう。しかし、普段から長女の頭の形が気になっていた私にとって、それは大変ショックでした。いずれ娘が小学生になったときにも、こんな風に頭の形をからかわれるのではないかとまで考えてしまい、それからしばらくは気持ちが沈んでしまいました。