何気なく始めた寝る前のルーティンで、寝かしつけがラクに!【体験談】
と声をかけると、息子はハッと気づいたかのような素振りで、ライトに向かって「ばいばーい」と手を振ってベッドへ向かうようになりました。
ベッドに入ってまだ眠くなくても「お母さんもおめめぎゅー、おーたんもおめめぎゅー、みんなおめめぎゅー」と目をつぶって見せると息子も「ぎゅー」と言いながら目を閉じます。暗い部屋で何度かそんなやり取りをしていると寝てしまうことがほとんどになり、楽しそうにベッドに向かい眠りにつくことができるようになりました。
何気なく始めた寝る前のルーティンでしたが、息子にとっていろいろなことをやりたいという気持ちをうまく切り替えてくれるいいきっかけになっているように感じます。また息子は寝る前のルーティンを楽しみに感じているようで、最近は寝る時間になったら自分でばいばいと言いながらライトを消してベッドに入り、「めめ、ぎゅーだよ」とぬいぐるみを寝かしつける姿も見られます。息子が楽しく眠りについてくれる様子は私にとってもとてもうれしく、やっていてよかった習慣だったなと実感しています。
※ぬいぐるみなどを赤ちゃんの顔まわりに置いたままにすると赤ちゃんが窒息する恐れがあります。寝かしつけの最中は目を離さず、寝ついたら必ず外しましょう。
イラスト/マメ美
監修/助産師REIKO
著者:山下 ひいこ
一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
子ども中心の旅もいいけれど…子どもが巣立ったらしたいこと【子育ては毎日がたからもの☆ 第149話】