2018年9月20日 19:00
プロレスラー・棚橋弘至さんが実践する、子どもを叱った母親を悪者にしない絶妙フォローとは?【子育て、わたしの場合】
まさに棚橋さんのために作られたと言っても過言ではない作品テーマに、最高のキャスティング。今回の映画のオファーを聞いたご家族は、さぞかし喜んだのでは、と思いきや……。
「心配していましたね。特に嫁さんは『大丈夫?あなたの演技で?』って(笑)。僕、これまでに時代劇や映画『仮面ライダー』に出演したことはあるんですけど、本格的なお芝居は今回が初めてだったんです。ましてや主演だし、セリフは長いし。
タイミングが合えば、家族みんなで劇場に観に行こうかなと思っています。え?周囲に気づかれないかって?大丈夫。
僕、髪の毛がロングでバサーッとなっていないプライベートでは、棚橋だって、全然気づかれないんですよ(笑)」
PROFILE
棚橋弘至Hiroshi Tanahashi
1976年、岐阜県生まれ。立命館大学法学部卒業。大学時代からアマチュアレスリングを始め、1998年2月に新日本プロレスの入門テストに合格。1999年に大学を卒業し、新日本へ入門。同年10月、後楽園ホールでの真壁伸也(現・刀義)戦でデビューを果たす。日本人離れした肉体で、団体最高峰のベルト、IWGPヘビー級王座に何度も君臨。2009年、プロレス大賞MVPを受賞する。また、バラエティ番組、映画、ドラマへの出演や、執筆業など幅広いジャンルで活躍。
著書に『全力で生きる技術』、『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』、『疲れない男・棚橋弘至が教える! 史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る』などがある。
『パパはわるものチャンピオン』
9月21日(金)より全国ロードショー
かつて人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだった大村孝志は、膝に大けがを負って、試合から長期離脱してしまう。それから10年、孝志はマスクをつけた悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っていた。小さな美容院を営む妻は変わらず応援してくれているが、孝志は自分の仕事のことを9歳になった息子・祥太にどうしても打ち明けることができない。
そんなある日、孝志はすべてを知ってしまった祥太に「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう……。父と息子の絆に胸が熱くなる感動の物語。
監督・脚本:藤村享平
出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、大泉洋(特別出演)、大谷亮平、寺脇康文
原作絵本はこちら!
成長過程の子どもが
親の仕事を理解することの意味
カッコ悪くても、嫌われ者でも、
やっぱりパパが大好き!
『パパのしごとはわるものです』
作:板橋雅弘絵:吉田尚令¥1300/岩崎書店)