2016年2月23日 06:15|ウーマンエキサイト
連載記事:食で心を育む
ひな祭りにちらし寿司を食べる本当の意味は?(食で心を育む Vol.14)
・白酒
桃の花をお酒にひたした 「桃花酒(とうかしゅ)」が由来とされ、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、縁起のよいお酒とされました。その後、米麹にみりんや焼酎を混ぜてつくる「白酒」が定着したそうです。
・はまぐりのお吸い物
はまぐりの貝殻は、平安時代に貴族の間で流行した「貝合わせ」遊びなどでも知られるように、対になる貝殻でなければぴったり合わないという性質があります。そのため、夫婦の仲睦まじい様子を表し、「1人の人と添い遂げるように」という願いが込められた縁起物です。
・ちらし寿司
長寿を表す「海老」、先を見通す「れんこん」、健康にまめに働ける「豆」など、縁起の良い具材で、お祝いの気持ちを表します。三つ葉や錦糸卵などを散らした春らしい彩りで、ひな祭りにふさわしいお祝いごはんです。
ひな祭りには、ご家族で、また、お友だちを招いてホームパーティーをするママも多いかもしれませんね。
伝統的なメニューはもちろん、桃の缶詰や、春の生命力を表す菜の花など、縁起の良い食材を、うまくお料理やお菓子に取り入れたアレンジメニューもオススメです。
春らしく愛らしい色あいが多い、ひな祭りの行事食。子どもたちの幸せを願いつつ、みんなで味わいましょう!
(あまやゆか)
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