2016年3月8日 05:15|ウーマンエキサイト

子どもが小1になる前に考えたい! 学校道具をスムーズに片付ける、お片付けの仕組み


(2)片付けるための動線のチェック

・場所
・高さ
・アクション

この3つは出しやすくしまいやすい、つまり「片付けやすい動線」の基本です。

使う人が、使う場所の近くで、使いやすい高さ(胸から腰あたり)で、少ないアクションで出し入れできるかどうかがカギになります。気を配りたいのは「ママにとって」と「子どもにとって」は、必ずしも一緒ではないということ。

たとえば、プリント。プリントとひとくちに言っても、子どもの宿題プリントと保護者への連絡プリントでは、使う人(必要な人)が違いますよね。ママへの連絡プリントはこのボックスに投げ込めばOK、自分の宿題プリントはすぐ目に入る机の上に立てかけるなど、置き方の工夫ができないでしょうか。まずはママの視点から仕組みを考えつつ、子どもに意見を聞き、適切な動線を作っていきましょう。

(3)コロコロ変更するのはNG
入学前に仕組みづくりをしても、それがうまくいくかどうかは、実際のところわかりません。
やっぱりスペースが狭かったとか、同じものが出しっぱなしになるとか、いろいろ出てくるはずです。そんなとき、ママとしては「こんな風にしたらいいのでは?」とアイデアが浮かんでくるでしょう。

ただ思い浮かんでも実行するのは、ちょっと待ってほしいのです。良かれと思っても、一度にいろいろ変えないこと。なぜなら片付ける場所がコロコロ変わってしまうと、「あれ?こっちじゃなかったかな?」「ここに入っていたはずなのに?」と、子どもの動きと記憶がついていけなくなるからです。「全部をうまく片付けられるように」ではなく、まずプリントを出せる、ランドセルを置ける、ドリルを戻せる、など1つずつできるようになればいいかな、という視点で仕組みの変更を考えるのがよいでしょう。

小学校に入ったら増えるものは、学校によっても違うかもしれませんね。でも、小学校生活をスムーズに送るためのひとつとして、お片付けの仕組みは役立てると思っています。
よかったら参考になさってみてください。

(池田絵里)

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