妊娠中にアロマオイルは避けた方がいいの!? 妊婦にも優しいアロマの楽しみ方
妊娠中は、むくみ対策にオイルマッサージをしたり、アロマテラピーでリラックスしたい人もいるでしょう。ところが、なかには胎児に悪影響を与える可能性があるアロマオイルがあるのです。
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妊娠中におすすめのオイルと、使ってはいけないオイルの知識を身につけて、リラックスした妊婦ライフを楽しみましょう。
■妊娠中は使用を避けたほうがいいオイル
妊娠中は肌に直接オイルを塗ったり、お風呂に入れてアロマ浴をするのは避けましょう。アロマオイルには、女性ホルモンであるエストロゲンに影響を及ぼす作用があるものが多いためです。
アロマテラピーでは「通経作用」といい、生理がきちんと来るようにうながす働きのことをいいます。妊娠中に生理をうながすのは危険です。とくに、妊娠初期の胎児には、流産の可能性などの悪影響があります。
サンダルウッド、マジョラム、レモングラス、ペパーミントなど、よくアロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルのなかには、通経作用やホルモンへの影響が考えられるものもあります。ほかにも、多くのオイルが妊娠中、とくに初期には禁忌とされています。
エッセンシャルオイルをマッサージに使うときには、ホホバオイルなどのキャリアオイルで希釈しますし、エッセンシャルオイルの人体への浸透率は25%以下といわれていますから、さほど神経質になる必要はないかもしれません。
しかし、安全のため、妊娠中のアロママッサージは避けたほうがいいでしょう。妊婦の肌は敏感になっているので、オイルの刺激で肌があれる可能性もあります。