“リアルPTA”を本音で語るママ座談会「私たち、こうしてPTA本部役員を引き受けました」


■PTAを乗り越えるコツ「何をやるか」より「誰とやるか」

 “リアルPTA”を本音で語るママ座談会「私たち、こうしてPTA本部役員を引き受けました」

ⓒtakasu-stock.adobe.com


B:そうそう。自分が本部役員をやってみて思ったのは、どの役員をやるかよりも、誰と一緒にやるかということ。私は会社員なんですが、私の代の本部役員は会長、副会長、書紀が計11人いて、ほとんど仕事をしている人だったんです。そのため、会議を土曜日にしてもらえて助かりました。

C:えーっ、いいな。うちのPTAは働いている人が少なかったからか、月に2回、必ず平日の午前中に会議がありましたよ。会議室が校舎内なので、土曜日は開けられないという学校側の都合で…。有給をすべてPTAに使ったというお気の毒な会社員ママもいました。


B:私の場合、保育園から一緒のママと相談し、2人セットで書記に立候補したのがよかったのだと思います。知っている人だからやりやすかったし、ほかの役員もみんなPTAに当てられる時間が限られているから効率化をはかり、どんどん議題を進めていく感じでしたね。

A:その時のメンバーで会議の開催日まで違ってくるんですね。そう考えると、Bさんのように気心の知れたママ友を誘って一緒に役員をやるというのはいいかも。

C:ただ、どんなにやりやすいメンバーでも、本部役員の仕事はそれなりにたいへん。会議日の変更など、本部役員は仕組みを変えられるぶん、例えば運動会の準備の段取りひとつとっても「あーでもない、こーでもない」ともめることも多い。午前10時から始まった会議が午後2時までかかったこともあったぐらい。

B:確かに普段はスムーズでも、ひとたび問題が起きるとみんなで話し合わなきゃいけないから、PTAのグループLINEに1日30件以上のメッセージが溜まることもありました。
そんな時と仕事の忙しい時期が重なると、もう最悪…。

A:うーん、いろいろうかがってみると、やっぱり低学年のうちにクラス役員を引き受けてしまうのがベストという感じがしてきました。とりあえず娘と一緒に遊びながら練習して、じゃんけんに強くなろうと思います(笑)。


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