■男らしさを感じる名前
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男の子には男らしく育ってほしいもの。
そんな願いを込めた男らしさを感じるかっこいい名前を集めてみました。
▼剛(ごう)
強い刀を表しており、強くてかたい、丈夫なという意味を持っています。
他の読み方は、かた、こわし、たか、たかし、たけ、たけし、つよし、ひさ、まさ、よし。
▼尊(たかし)
酒樽と両手を表し、両手で酒樽をささげるさまから、敬(うやま)う・尊(とうと)ぶ・身分が高いという意味となりました。
みこと、きみ、たか、たけるとも読みます。
▼毅(つよし)
むやみやたらに怒ることを表していましたが、そこから転じて強い、意志がかたいという意味に。
他にはたけし、かた、こわし、たか、たけ、つよ、つよき、とし、のり、はた、はたす、と読みます。
▼武(たける)
矛(ほこ)と立ち止まる足の象形からできた漢字で、矛を持って戦いに行く様子を表しています。意味は強い、武器、武士、継ぐ、一歩ふみだす。
読みは、いさ、いさむ、たけし、たつ、ふか、ん、ぶ、む。
▼暁(あきら)
暁は「夜明け」を表す漢字です。転じて悟る、明らか、さとす、告げるという意味に。
あかつき、さとる、あき、あけ、かつ、さとし、とき、とし、とも読みます。
▼航(わたる)
舟で水を渡るさまを表しています。その後「空を飛び回る」という意味でも使われるように。
こう、かず、つら、ふね、という読みも。
▼理(おさむ)
この漢字の元の意味は整える、おさめる。転じて物事の道筋、条理、ことわり、道理という意味になりました。
他の読み方は、あや、さ、さだむ、さと、すけ、たか、ただ、ただし、ただす、とし、のり、まさ、まろ、みち、よし。
▼蒼(そう)
草と倉の象形から草木が青く茂る様子を表す漢字です。
あお、しげ、あおい、しげる、ひろ、とも読みます。
▼篤(あつし)
馬がゆっくり歩く様子を表した漢字。そこから手厚い、親切・丁寧・思いやりの意味を持つようになりました。
しげ、すみ、とく、ひろ、という読みも。
▼勝利(しょうり)
この言葉の持つ意味や、響きから力強さを感じる名前です。
「かつとし」とも読みます。
■自然をイメージした男の子の名前
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自然をイメージしたかっこいい名前です。
どの名前も、聞くと雄大で力強い光景が目の前に広がってくるようです。
▼樹(いつき)
植える、立てるを表し、転じて木、植物の総称の意味を持っています。
じゅ、しげ、しげる、じ、たかし、たつ、たつき、な、のぶ、みき、むら、とも読みます。
▼嵐(あらし)
山と風の象形文字を組み合わせ、文字通りあらしを表す漢字となりました。
他の読み方は、らん。
▼陽(あきら)
太陽や日の当たる場所を表す漢字。
よう、ひ、あき、お、おき、きよ、きよし、たか、なか、はる、や、とも読みます。
▼晴(せい)
雲がない青空、良い天気など文字通り晴れた天気を意味しています。青には澄んでいるという意味があり、太陽を表す日を組み合わせて、天気を表す漢字になりました。心の状態を表す意味でも使われます。
他にはきよし、てる、なり、はる、はれ、と読みます。
▼響(ひびき)
向き合うことと音を表す象形文字を組み合わせた漢字。響き、響くの意味として使われています。
きょう、おと、とも読みます。
▼陸(りく)
高い場所、丘を意味し、転じて陸地を表すようになりました。
あつ、あつし、くが、たかし、ひとし、みち、む、むつ、という読みもあります。
▼虹(こう)
文字通り「にじ」を表している漢字ですが、虫とつらぬくを表す象形文字を組み合わせてできています。天空をつらぬくへびを表していて、虹は竜の一種と考えられていたとか。
▼海(かい)
水と黒を表す象形からなり、広く深い「うみ」を表しています。
うみ、あま、うな、か、み、とも読みます。
英語ではKaiと表記し、外国でも人気の名前です。
▼昴(すばる)
昴とは、おうし座の中にある星の集合体の名前。おうし座の男の子の名前としておすすめです。
ぼうとも読みます。
▼凪(なぎ)
風を受けてふくらむ帆と、立ち止まる足の象形から、風や波が止んだおだやかな状態を表す漢字です。