2019年6月6日 20:00|ウーマンエキサイト

気持ちが落ち込む、やる気が出ない、体がだるい…「6月うつ」の解消法は?



■6月うつ「早く元気な自分に戻りたい!」解消法は?

気持ちが落ち込む、やる気が出ない、体がだるい…「6月うつ」の解消法は?

©denebola_h- stock.adobe.com


気持ちがふさぎこんでいると、楽しいことやうれしいことも感じにくくなってしまいます。そんな状態からはできれば早く復活したいですね。ここからは、こうした6月うつの解消法をご紹介していきましょう。

いちばん効果的な解消法は「笑うこと」です。 

テレビのバラエティー番組を見たり、コメディ映画やおもしろ動画を見て笑ったりという方法が浮かびますが、実際は「忙しくてなかなか見る時間がない…!」という人も多いでしょう。

そんなときは、日常の中で「口角を上げること」を意識してみてください。

スーパーや飲食店の鏡にうつった自分の顔を見てみましょう。無意識のうちに口角が下がっていませんか? 周囲を見渡してみても、この時期、口角が下がっている人が多いことに気付きます。


そんな自分に気付いたら、口元を結んで口角をキュッと持ち上げてみてください。「心の底から笑わなければ、意味がないのでは…?」と思うかもしれませんが、ある研究により「作り笑いでも、ストレス軽減につながる」と調査結果(※)が明らかになっているんです。

心から笑わなくても、口角を上げることで「私は怒っていない。笑っている。気持ちが穏やかな状態になっている」と脳が勘違いし、次第に気持ちが穏やかになってくるようです。

やってみてもらうと分かるのですが「ほほえみながら落ち込む」というのは非常に難しいことなんです。ほほえみと落ち込みは同居しない、つまり、落ち込みの深まりを防ぐことにもつながります。

特に面白いこと、うれしいことがなくても、口角を意識して上げていることで気持ちが晴れてくるというわけです。


また、この時期の気分の落ち込みは「季節的なもの」と割り切るのも良いでしょう。今は休息する時期と決めて、部屋の中でゆっくり過ごすのも効果のある方法です。

なかでも睡眠はおすすめ! 睡眠をとると嫌なこと、気になることが脳からリセットされます。睡眠は心の防衛機能ともいわれているので、たっぷり眠ることで身に起こった嫌な出来事、忘れたいことを日々リセットしましょう。

変化した新しい環境になかなか慣れず、心と体が疲れていると感じるなら「今、できていないこと」よりも「できること」に目をむけてみてはいかがでしょうか。

4月の自分と今の自分。まったく同じではないはずです。ほんの少しずつでも「順応してきている自分」をきちんと認めてあげましょう。
そうすることで気持ちをゆっくりと上向きにしていくことができるのではないでしょうか。

参考:「健康における笑いの効果の文献学的考察」三宅 優、横山美江

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