■街で見かけた困っているママ。声はかけられないけれど…
私の子どもは今、小学5年生・小学2年生・年長になりました。
3人とも未就学児の時などはそれはもういちいち大変で、ただ歩くだけでも前に後ろにおんぶにだっこみたいな状態で(気分的に)そんな時代はもう過ぎ去った今、
街の中で小さな子どもを3人連れたお母さんを見かけると、「あぁ…私もこんなんだったなぁ…」と懐かしくなりつつ、「もうあの頃の体力はないな…」と思ったりもしています。
そんな小さい3人を育てる苦労が分かる私でさえも、街中で見かけた困っているママにはなかなか声をかけられません。
声をかけた事で余計ややこしくさせてしまうかもしれないし、
逆に恐縮させてしまうかもしれないし、
私が声をかけたところで何も変わらないかもしれないし…
いろいろと理由を考えて、そっとしておこうと素通りしてしまう機会が多々あります。
せめて「ファイト~!」の意を込めて微笑み顔で通り過ぎるぐらいです。
「うっとおしくなんてないよ! 泣いてる君もかわいいよ!!」という、どこに向けてアピールしてるのかよくわからないアピールを少々して通りすぎるという…(なんじゃそら!)。
仮に声をかけたとしても、きっとママたちのほとんどが「大丈夫です…」と断ると思うんですよね。
でも、こういう「素通りする」ことを選んでしまう事が、そして手助けしてくれる人が現れたとしても断ってしまう事が、
どんどん子育てを密室的なものにしていくし、他人を介入させないものにしていってしまうんですよね。
■令和のママは「OPEN子育て」!
さて、ここまでツラツラと語ってきましたが、なぜこのような話をしたかというと、
ウーマンエキサイトが
「令和ママはOPEN子育て主義!」という新しい定義を提案していくことを発表したからです。
平成から令和へと元号が変わり、新しい時代・令和を生きるママたちは「3つの『OPEN』」をキーワードにオープンな子育てをしていこう! と提案をしています。
特に私の心に響いたOPENマインドはこちら。
これ!!
すごくいい事ですよね。
しかもママ側だけでなく、みんなに言える事のような気がします。
「こんなことを頼んだら迷惑かな…」と考えずに「私は助けてほしい、だから頼もう!」とマインドを変えることになりますし、
逆の立場の人にとっては「今手を貸したら迷惑かな…」と考えずに「私は手助けしてあげたいから一言声をかけてみよう」とマインドを変える事になります。