子どもがおねしょを繰り返すときは『おねしょシーツ』を使ってみませんか? マットレスやシーツの上に敷くだけで、寝具を汚しません。ボックスシーツタイプや素材にこだわった物までさまざまです。ぴったりのアイテムを選んで心地よい睡眠を取りましょう。
■そもそもおねしょシーツとは
子どもがオムツを卒業して生活するようになると、どうしても『おねしょ』は避けてはとおれません。そんなおねしょに便利なアイテムが『おねしょシーツ』です。どのような役割があるか詳しくチェックしてみましょう。
▼おねしょから寝具を守るアイテム
『おねしょシーツ』は、その言葉から連想されるどおり、おねしょを寝具に直接通さないようにするためのアイテムです。
さまざまなおねしょシーツが販売されていますが、基本的な使い方はシーツの上に『おねしょシーツ』を敷くだけで準備完了です。
たったこの1枚で衛生面が大きく変わりお手入れも簡単なため、育児に重宝するアイテムといえるでしょう。
▼アメリカではおねしょアラームという物も
子どものおねしょは、当然ながら日本だけの話ではありません。
アメリカでは、『おねしょシーツ』だけではなく、さまざまな『おねしょ対策グッズ』が販売されていますよ。
例えば、『おねしょアラーム』もその1つです。
脳と複数の器官とが働きあっておねしょ(放尿)に至るともいわれています。
その脳や器官の動きを機械が察知し、おねしょをする前に『アラーム』が鳴るという仕組みになっています。
最初は音に気付かなくても、徐々におねしょする前の感覚を体が覚えていくことで、おねしょを防止できるようになるようです。
アメリカほどは一般化されていませんが、日本でもおねしょの治療用品として使われることもあるそう。
■失敗しない上手な選び方は?
おねしょシーツは、店頭でもネットでも数多くの種類を見かけることができます。何を基準に選んでよいかがいまいち分からない『おねしょシーツ』について、ポイントを整理してみましょう。
▼おねしょシーツの選び方1、ダブル・セミダブルなど寝具のサイズ
まず確認したいポイントは『寝具のサイズ』です。
おねしょシーツは、シーツなどの寝具の上に敷いて使う物なので、サイズ感が合わなければ効果を発揮できません。
「小さな子どもだし、ちょっとくらい小さくても大丈夫かな…」と思う人もいるかもしれませんが、子どもの寝相は想像以上に悪いものです。
ベッドやふとんのどの位置で寝ていても対応できるように、寝具の大きさに合わせたおねしょシーツ選びが大切です。
▼おねしょシーツの選び方2、寝心地に直結する素材で
おねしょシーツはおねしょが心配なママやパパにとって、とても頼もしいアイテムですが、おねしょシーツを敷くことによって『睡眠の質』が悪くなってしまっては考えものですよね。
おねしょシーツは寝具の上に敷く物で、その上で眠ることになります。そのため、おねしょシーツの素材は寝心地に直結するため、直接触って確かめる方がよいでしょう。
一般的なシーツとしても人気の高い『パイル地』や『綿』のおねしょシーツも用意されていますよ。
▼おねしょシーツの選び方3、洗濯可能かどうかもポイント
乾いてしまえば見た目には分からなかったとしても、おねしょの後の寝具はなるべく洗濯したいですよね。寝具はもちろん、おねしょシーツをきれいに保つためには『洗濯可能』かどうかもチェックしたいポイントです。
おねしょシーツを使うことで寝具がダメにならないだけではなく、おねしょシーツそのものも繰り返し使えると、コストパフォーマンスも上がりますよ。