年子育児のメリットデメリット。大変な時期の乗り越え方を紹介

年子の育児は大変そうというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。実際にも年子がいるママは疲労でイライラしてしまうことも多くあるようです。

年子のメリット・デメリットのほかに、大変な時期を乗り越えるコツについて紹介します。

■そもそも年子の定義とは

目次

・そもそも年子の定義とは
・年子、じつはメリットもたくさんある!
・年子育児、デメリットはどんなことがある?
・年子育児をうまく乗り越えるコツ
・年子育児、大変なのは一時期。肩の力を抜いていこう
年子育児のメリットデメリット。大変な時期の乗り越え方を紹介

『年子』という言葉には、どのような意味や定義があるか知っていますか?説明しようとしても、実はよく分からないという人も少なくありません。まずは、年子の定義について知っておきましょう。


▼年子とは、1歳違いで生まれた子どもを指す


年子とは、『同じ母親から年が続いて1つ違いで生まれた子ども』のことです。上の子が何月に生まれたかは関係なく、下の子が翌年の12月31日までに生まれると年子となります。

たとえば、上の子が2019年6月生まれで、下の子が2020年12月生まれのような場合です。また、1学年違いのときも年子と呼ばれます。

日本では4~3月を1学年の区切りとしているため、下の子が1~3月の早生まれの場合、生まれた年が2年違っていても学年的には年子と表現されることがあります。

上の子が2歳の誕生日を迎える前に下の子が生まれていれば、一般的には年子と呼ばれるのです。

▼年子の学年は1年違いではないことも


「年子は1学年差の兄弟姉妹のことではないの?」と思っている人も多いでしょう。しかし、2学年差の年子もたくさんいるのです。


上の子が早生まれで、下の子が翌年に生まれた場合は、1学年ではなく2学年差の年子になります。例えば、上の子が2019年月1月生まれで、下の子が2020年8月生まれのようなケースです。

また、年子の定義では『年が続いて生まれること』とされていますが、2019年12月生まれと2021年4月生まれの場合も2学年差の年子になります。上の子が2歳の誕生日を迎えておらず、年の差が1歳4カ月になるためです。

また、上の子が4~6月に生まれ、すぐに次の子を妊娠して4月1日までに生まれると、子ども同士が同級生になることもあります。

■年子、じつはメリットもたくさんある!

年子育児のメリットデメリット。大変な時期の乗り越え方を紹介

年子の育児には、「育児が難しそう」「1度にお金がかかりそう」とさまざまなイメージがあるでしょう。

しかし、中にはライフスタイルの変化から、あえて年子出産を計画する家庭も多いようです。年子を妊娠・出産・育児することのメリットについて紹介します。


▼年子のメリット1、赤ちゃん返りが比較的少ない


2人目以降の妊娠を考えたときに、上の子の赤ちゃん返りが気になる人も多いでしょう。しかし、年子の場合は上の子の赤ちゃん返りが比較的に少ないといわれています。

上の子がまだ赤ちゃんのときにママのお腹が大きくなり、2人目の誕生を自然と受け入れるケースが多いのかも。または焼きもちや寂しいという感情を抱く前に赤ちゃんが生まれるので、赤ちゃんにいじわるをすることもほとんどないのかもしれませんね。

赤ちゃん返りに悩まされるママが多いなか、そのような心配が少ないのはママにとっても気が楽ですね。


▼年子のメリット2、長い目で見れば育児の時間が短い


年子の育児は一気に終わることが多いため、育児の時間が短いのが特徴です。年子の赤ちゃんが生まれて数年は、お世話に手がかかる時期がかぶります。そのときは非常にハードですが、長い目で見ると育児期間は短いと感じる人が多いようです。

逆に、子どもの年齢差が離れているほど育児の期間は長くなるといえます。年子の場合、早くに育児から手が離れるため、仕事復帰を考えているママも予定が立てやすくなります。

子どもに手がかかる期間が長いと、自分の時間をフルに使えるまでには相当の時間がかかってしまう場合があります。年子の場合には、ほぼ同じ時期に子どもが巣立ちますので、そのあとにママが新しいことにチャレンジしやすくなることもメリットといえそうです。

▼年子のメリット3、保育園を利用しやすい


年々増えていく待機児童問題。
地域によっては、年子がいる場合では保育園を利用しやすくなることもあります。

養育している未就学児の人数が多かったり、在園している兄弟姉妹がいたりする場合はポイントが加点され、有利になることがあります。これは、各家庭の状況を点数にし、保育園入園基準のポイントが高い順から優先的に入園させる制度があるためです。

順番待ちをせず入園するためには、このポイントが大きく影響するといえます。地域によって異なるため事前に保育園の入園基準などを調べるようにしましょう。


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