2019年11月27日 21:00|ウーマンエキサイト

【医師監修】「なんとなく気持ち悪い」のは妊娠超初期の症状?!



■妊娠超初期から症状や体調は人によって異なる

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© buritora- stock.adobe.com


人と比べないようにしよう


妊娠超初期の体調や症状はかなり個人差があり、「こんな症状が出る」とは一概にはいえないものです。世の中にはさまざまな情報があり、参考にはできますが、うのみにしないことが重要。人と自分の感じ方は大きく異なります。

また、「妊娠かな」と思ったら、一番確実なのは市販の妊娠検査薬でチェックしてみることです。あまり早い段階で使ってしまうと正しく反応が出ないことがあるため、月経予定日を1週間ほどすぎたら確認してみましょう。陽性反応が出た場合は、早めに産婦人科を受診します。

また、あまりにも特定の不調に悩まされている場合は、何らかの病気が潜んでいることも考えられます。気になる場合は病院を受診することをおすすめします。


PMSと症状が似ているため要注意


妊娠超初期の症状が、「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」とよく似ている場合もあります。

月経前症候群は、情緒不安定になったり、抑うつになったり、複数の症状がみられます。不安や睡眠障害、眠気、集中力の低下、めまい、けん怠感、頭痛、腰痛、腹痛、おなかの張り、乳房の張りなどもみられます。

妊娠超初期の症状と重なっている部分がいくつかあるため、生理予定日を過ぎても症状が続くようなら妊娠の可能性を考え、産婦人科を受診するのがいいでしょう。


気にしすぎず過ごそう


妊娠超初期はひどい眠気など、いろいろな症状が出て、ストレスを感じる人は多いでしょう。しかし、これも今だけの期間限定だと割り切ることで、気分的に乗り越えやすくなるかもしれません。

また、「妊娠が分かったときの感動や喜び」は大きいものですが、その一方で「親になることへの不安」や「自由な生活ができなくなる心配」など、いろいろな感情が交差する人も多いでしょう。

「いいお産をしたい」と思うがゆえに、いろいろ調べすぎてしまい、かえって出産の不安が大きくなってしまう人もいます。そのときは「みんな出産を経験してきているのだから、自分も大丈夫」と考えて、あまり気にしすぎないこと。おおらかに構えていくことが大切です。

ひとつ注意すべき点は、妊娠超初期は「赤ちゃんの体が形成される重要な時期」だということです。受精卵が子宮内に着床するのがちょうど妊娠3週になります。


妊娠を希望するならば、「たばこやアルコールを控える」「カフェインを控える」「薬の服用については医師に相談」「激しい運動は控える」「インフルエンザなどの感染症に気を付ける」などは日頃から頭に入れ、実行できるように努力していきましょう。

参考サイト:
松戸市子育て情報サイト「松戸 DE 子育て」「赤ちゃんができたら 妊娠編」



■まとめ

妊娠超初期は急にはき気がしたり、強い眠気に襲われたり、経験したことのない症状がどんどんあらわれます。しかし、それも「ママになるための必要な変化」だと思えば、きっと乗り越えていけるはず。個人差は大きいですが、妊娠が進めば体調も安定してくるので、マタニティーライフを楽しめるようにもなってくるでしょう。

また、もしも頭痛など特定の不調がひどい場合は、何らかの病気の可能性もあります。繰り返しになりますが、無理に我慢せず、早めに病院を受診しましょう。

参考資料:
とくしまはぐくみネット
松戸市子育て情報サイト「松戸 DE 子育て」




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