コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
子連れでバスに乗ったら…ある運転手さんのキツイ言葉に涙。ママに厳しいのはなぜ?【コソダテフルな毎日 第152話】
私は公共交通機関があまり発達していない環境で子育てしていたので、車中心の生活をしていました。
ただ実家に帰省した時は車よりも公共交通機関で移動した方が便利なので、どこかに出かける際には電車を使う機会が多かったです。
1人で子ども3人連れてのおでかけにも果敢に挑戦するタイプの私でしたが、唯一、躊躇する乗り物がありました。
それが…
バスです。
日頃から乗り慣れていないというのもあり、すごくハードルが高かったです。
スペース上、ベビーカーを持ちこむのも厳しいですし、大人1人子ども1人の組み合わせならまだしも、大人1人に対して子どもが3人ってなると座る配分も難しい…。
お金の計算もちょっとややこしくなりますし(大人1人に対して子ども2人までは無料で、残りの1人に関しては子ども料金が発生するなど、バスによって違ってました)乗り降りもちょっとドキドキしました。
どことなく敬遠してしまう乗り物、それがバスでした。
今回どうしてこの話を書こうと思ったのかというと、先日ママ友からこんな話を聞いたからです。
■あるママ友の悲しい体験
ママ友:「そういえば、息子が2歳の頃(今から数年前)、車も運転できなくて自転車も怖いからバスで生活してたんだけど…」
なんと、
バスの中で泣いた事があるそうです。
子どもがじゃなくて、
ママの方が!
というのも、当時の息子くんがとにかく「立ちたい盛り」でなかなか座ろうとしなかったそうなんです。
同じタイプの子を育てた事がある人なら分かってくれると思うんですけど、座りたがらない子っているんですよね。私ももちろんわかります。
座ってって言っても、おやつで釣っても、オモチャで気を引いても、あの手この手で座らせようとしてもどうしても「立ちたい期」の子は立ちたくてしょうがない。
当然親としては安全のために座らせないといけないということはわかっています。
なんとか必死で座らせようと努力したのですが、無理やり座らせようとすると号泣するし、泣かせまいとすると立つしでほとほと困っていました。
そんな彼女にバスの運転手さんはマイクを通して、