コミックエッセイ:おばバカ一代
その笑顔のためならいくらでも! ズボラな私が喜んで果物の皮をむく理由【おばバカ一代 第36話】
こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!
今回は「甥が生まれてわかった父の気持ち」についてのお話です。
私がまだ小さかった頃、子煩悩な父はよくフルーツの皮や種を取り除き、一番食べやすい状態で出してくれていました。
美味しい果物がすぐに美味しく食べられる状態で出てくる…。
食べることが楽しみの大半を占める子どもにとって、こんなに嬉しいことはありません!
ただ、そんな優しい父の細やかな気遣いが仇となったのか…大人になった私はすっかりズボラになり、「果物を食べる喜び」より「皮をむく面倒くささ」が勝る人間に成長しました。
父は現在も孫たちに対し、同じように果物を丁寧に処理してから出しています。
甥が生まれてしばらくの間は「自分にはマネできないなぁ…」と思って見ていたのですが…。
ある日、母に頼まれ面倒くさがりながらも私は甥のためリンゴをむきました。
そうしてむいたリンゴをデザートとして甥に渡したところ…。