コミックエッセイ:うちの子の居場所が見つかるまで
あの時決断しなかったら今の娘は見られなかった…娘の未来の基盤を作るためには【うちの子の居場所が見つかるまで 第21話】
■前回のあらすじ
子どもたちの入園・入学準備に追われる「卒園・卒業シーズン」を迎えた我が家。娘の療育園への進路は決まったものの、周囲との壁を感じ…!?
■家族が見守れない療育園での生活は…!?
桜が咲く4月。どんちゃんは療育園に入園しました。
通い始める半月ほど前から少しずつ発語の兆しがあり、発音は少し不明瞭ではありますが、しっかりと挨拶ができるようになりました。



1ヶ月間の親同伴による慣らし保育を終え、始めてのバス通園の日。
意思疎通ができた兄のぽこちゃんの幼稚園入園のときとは違い、さまざまな不安を抱えながら私はどんちゃんを療育園へ送り出しました。
私がいない初めての環境につまづかないだろうか? ひどい癇癪を起こさないか? お友だちはできるだろうか? と、考え始めたら止まりませんでした。
しかし、心配したのも束の間…。