コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記

私の注意は届いている? 「なんでも触って確認したい」息子が変わってきたワケ【シャトー家の観察絵日記 Vol.30】


■解決策を本人に見つけさせる?

しかし、その後も息子の「触りたい」気持ちをどう満足させてあげられるのか、「触ってはいけない」を身に着けることができるのか悩む日々を送ってきました。そんなある日、息子の通っている幼児教室であるアドバイスをいただいたことで親としても気づきがありました。

この幼児教室では、性格判断のような発達検査があり、その分析結果に基づいて親はアドバイスを受けることができます。

通っている幼児教室の先生から声の掛け方を教えてもらいました。「お母さんが結果を教えない、本人が答えを見つけ出す時期にきています」と言われ、つい先回りして答えを教えてしまっていた自分を反省。
確かに今まではしてほしくないことを止めることに必死ですぐに「それをしたらこうなるからやめて」と結果を先に教えていました。

それが息子にとって「止められたらやめればいい」「ママが言う通りにすればいい」という認識につながっていたようです。

アドバイスを受けて、私も自分の接し方を改めて反省し、さらに変えてみることにしました。

食事中に手を振り回しておしゃべりする息子。教えてもらった通り、「なんで注意されたかわかる?」と聞いてみると、自分なりに過去に言われたことを思い出したり考えて答えてくれました。本人が導きだした答えを褒めてあげると嬉しそうに納得して「もうしない!」と言ってくれました。
本人が原因を考えることによって、より深く理解に繋げていく。そして答えを導き出せたことを褒めたことで、本人も「注意された」という意識よりも「嬉しい」気持ちが芽生え、「やってはいけない」に意識が向いたみたいです。

まだやってほしくないこと、やってはいけないことを日々繰り返しがちな息子。親も注意が多くなり、げんなりすることがあります。でも息子本人が一生懸命考えて、そして納得するという行為を繰り返しながら、成長していく姿を見守っていけたらいいなと思っています

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