”お支度ボード”を活用して「早くしなさい!」にサヨウナラ!
子どもが幼稚園に行くようになると、毎日の朝の身支度がバタバタして大変ですよね。でも、身支度は子どもの自立の第一歩。翌日の持ち物の準備や、朝の出かける前の身支度を、子どもが自分でできるように、少しずつステップアップさせたいものですよね。
しかし、いきなり自分で考えて身支度や持ち物の準備をすることは、なかなか難しいかもしれません。
そんな「子どもの自立を助けたい」というママの思いを形にした「お支度ボード」というものが、話題となっています。
そこで、今年度から保育園の年少クラスに進級した息子のために、私がお支度ボードを実際に作成し、どんな効果があるのかを試してみました。
お支度ボードの作り方
材料はすべて100円ショップで購入することができます。
・ホワイトボード
・両面マグネット
・マスキングテープ
・油性マーカー(数色)
本人に準備させたいものや、朝の身支度の内容を一つずつマグネットに記入する。
(表面には「やること」、裏面には「やったね!」などの言葉を記入)
ホワイトボードに、マスキングテープでカバンを描く
(あとから準備品が増えた時に大きさを変更するために、油性ペンで書かずにマスキングテープにしました)
マグネットに色を塗ったり、ホワイトボードにシールを貼るなど、デコレーションをして完成。
わが家のお支度ボードはこんなふうに完成しました。
長男はまだ3歳で、読めないひらがなもあるため、やることも持ち物も、形でわかるように気をつけて制作しました。
左側の四角いものが、毎日保育園に持参する「口拭きタオル」「ループ付タオル」「コップ」。右側にあるのは「やること」。朝のトイレ、朝ごはん、歯みがき、お着替えが終わったら、ひっくり返します。
すべて完了するとこのようになります。長男の大好きな戦隊モノのシールが現れ、メンバーが集まるしくみになっています。
カバンの中に持ち物マグネットが入り、長男が「自分で準備した」という達成感も感じられるように注意しました。
お支度ボードの効果
お支度ボードを作成する前は、毎日の保育園の持ち物の準備も、母親である私がやっていましたし、朝の支度も「ごはん食べなさい!」「トイレに行きなさい!」と、一つ一つ指示をしていました。
しかし、お支度ボードを作成してからは、持ち物の準備も「何が必要なんだっけ?」と聞くと「コップとタオルとおててのタオル!」