子育て情報『アンガーマネジメントの先生に聞く!育児のイライラをコントロールする方法』

2016年9月5日 09:00

アンガーマネジメントの先生に聞く!育児のイライラをコントロールする方法

子育てに奮闘するママたちにとって「笑顔で育児をすること」は永遠の課題ですよね。「今日はニコニコママでいよう!」と毎日決意するのですが、結局は毎日のバタバタ生活にイライラが収まらず、わが子のちょっとしたイタズラや反抗に「もう!何やってるの!」と声を荒げてしまうことも。できることなら穏やかで優しいママでいたいのに、怒りがコントロールできない!ということ、ありませんか?
そんなママのイライラを上手にコントロールし、ママがもっと笑顔で育児をするにはどうすればいいのか、アンガーマネジメント講師、心理カウンセラーでもある朴澤和歌子さんに聞いてみました。

アンガーマネジメントとは?

目次

・アンガーマネジメントとは?
・怒鳴りつけたことを、子どもたちが寝た後に後悔してしまう…
・ママの罪悪感・自己嫌悪こそが育児の悪循環に
・呪文を唱えて6~10秒待つ
・怒りのピークが去ったら、まずは「聴いて」それから「伝える」
・怒りそのものを減らす「体質改善」も同時に取り組んで
・自分は何について怒るのかを分析する「怒り日記」
・怒る原因は自分の中の「べき」
・「カウンセラーだった私でさえ、育児中にはイライラした」
・「怒り」は必要な感情上手に付き合おう
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アンガーマネジメントとは、アメリカで生まれた心理トレーニングで、 日本での初めは、スポーツ選手や企業で働く社員が、自分の怒りの感情をコントロールして、生活や仕事や人間関係をよりよくするために学んでいたこと。それを育児ママ向けに日々の育児のあるある!な例を題材にアレンジし、ママの怒りの感情をコントロールする方法を学ぶのが、朴澤さんの講座です。
現在3歳と1歳の母である私も、毎日の育児にイライラの感情をコントロールしきれない1人。今まさに抱えている悩みをぶつけてみました。


怒鳴りつけたことを、子どもたちが寝た後に後悔してしまう…

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育児と家事にいっぱいいっぱいな日々。疲れや焦りでママがイライラしてしまっているとき、子どもが思ったように行動してくれなかったり、思わぬイタズラでまた家事が増えたりして、つい子どもを怒鳴ってしまった経験はありませんか?先日こんなことがありました。保育園から帰宅後、慌ただしく洗濯物を整理していると、子どもたちがボールペンで壁に落書きをしているではありませんか!「何を考えてるの!?」と、思わず怒鳴りつけてしまいました。そればかりでなく、怒りをコントロールしきれず「これ、もう落ちないかもしれないよ」と責め立て、子どもは恐怖で涙ぐんで黙ってしまう展開に。

落ち着いた後に食事をし、お風呂に入れ、寝かしつけまで猛スピードで過ぎていき、眠った子どもの顔を見て「また今日も叱るだけで終わってしまった」と後悔してしまいました。もう少し落ち着いて、子どもが「怖い」と感じるだけではない叱り方ができれば…と思うのですが、その瞬間はなかなか怒りをコントロールできません。

ママの罪悪感・自己嫌悪こそが育児の悪循環に

しかし、朴澤さんによると、このママたちの後悔する気持ちや自己嫌悪する気持ちこそが、育児にとっては悪影響になってしまうそう。

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