スタイリッシュなおんぶひもで、赤ちゃんがママとシェアできること
応えてくれる大人、信頼する大人の存在があってはじめて、子ども自身がことばを発することを楽しめるようになるのです。
昔ながらだけど、スタイリッシュなおんぶひも
3人の母親でもある木本さんは、抱っこひも、スリング、へこ帯など、これまでいろいろと試してきました。“おんぶひも”にたどり着いた理由は、使った時のボディバランスが一番よかったから。
・足元が見える
・体が前傾にならずに、背筋をまっすぐ保てる
・リュック型と違い子どもが母親の背中に密着することで、軸が揺さぶられることもない(遠心力がかかりにくい)
・重心が腰より上に保て腰への負担が軽減される
これらすべてが組み合わさり、動きやすく安定していたのが“おんぶひも”だったそう。ママの両手が空くのでおんぶしながら仕事ができる、仕事の間も背中で子どもの様子を感じられるという点でも、昔ながらのおんぶひもが一番しっくりきました。
もうおんぶで“胸”は気にならない!
しかしおんぶひもで一番気になるのが、“胸”が強調される点。
「実は私もとても気になっていたポイントです。胸の谷間でひもを交差させずに結べるように改良を重ねました。リボンのようにかわいく結べるようにひも長さや布の大きさ、ひもを通す輪の大きさも工夫し、現在のスタイリッシュな形になりました」と木本さん。
一番気になる部分はクリアされ、バッグの中に入れることも可能なほどコンパクトにたためるだっこひもに進化!とても便利そう。私にもう1度乳幼児を育てるチャンスがあれば、このおんぶひもを絶対使いたいと思ったくらいです。
「おんぶをすると背中のわが子の様子がよくわかるので、発見もたくさんあります。日々の生活の中にかくれた小さな喜びや発見に気づくと、育児がもっと楽しくなりますよ」と、やさしい笑顔で締めくくってくれました。
抱っこひもやおんぶひも選びで迷っているのなら、おんぶひもも試してみる価値があるかもしれません。
<取材・写真協力>地球と住まいをつなぐ おんぶ紐専門店 “おもいでおんぶ”
http://www.onnbuhimo.com/
<文:フリーランス記者林未香>