たった5ステップ!失敗しにくいおうちカット法を美容師に聞きました
ツーブロックにしすぎるのが嫌だという場合には、耳周りだけを斜めに刈り上げるだけでも、耳のあたりがすっきりします。
女の子の場合など、刈り上げをしないスタイルの場合も、1回はブロッキングした方がカットの失敗があっても目立ちにくいですよ。
■STEP2バリカンで刈り上げる
位置が決まったら刈り上げていきます。ピンでしっかり髪をとめておけば、後はバリカンですっきり刈り上げるだけ。簡単にそろえられますね。バリカンで指定する長さは9㎜がおすすめ。子どもの毛は細いため、9㎜より短くすると剃ったようになってしまい、長くするとすぐ伸びすぎてしまうのだそうです。
バリカンには長さを簡単に指定できるアタッチメントがあり、装着した状態で頭に真っ直ぐ当ててあげると、スッキリと揃えてカットすることができます。
■STEP3横・後ろをハサミを縦にしてカットする
刈り上げが終わったらピンで留めていた髪をおろします。おろした髪を好みの長さに切っていきますが、その時のコツは「ハサミを縦にして使うこと」。写真のように斜めに向けてカットすると、アニメチックなぱっつんカットではなく、自然な仕上がりになります。
女の子の髪をカットする場合にも、この方法でカットしていきます。刈り上げない場合でも、ピンでブロッキングするのは1回で良いのだそうです。段の入れ方は最後の工程でご紹介します。
■STEP4前髪をカットする
横と後ろの髪を一通り切ったら、前髪です。前髪は失敗すると目立ちやすいですよね。なるべく失敗を目立たなくするには、表面と内側の2回に分けて切ること。半分を上に上げてピンで留めておきます。
毛の流れに沿って、たとえば右に向かって流したい場合には、少し髪を左に引っ張ってからまっすぐにカットすると、自然に右側が長くなり、流れのあるスタイルになるのだそうです。この時もハサミの向きは斜めです。
上の髪をかぶせて、下に合わせて切っていきます。もし内側を切りすぎてしまったら、外側を長めにしておけば失敗を隠せますね。
■STEP5段を入れる
前髪を含め、髪に段を付けたい場合には、髪を取った手を頭頂部のほうに持ち上げて切ります。すると、頭頂部を中心に内側は短く、外側は長くなり自然な段になるのです。何度もブロッキングして段を作らなくても、上に引っ張るだけで自然な段になります。