Q 運動能力を上げるために親が意識することは?
A 子どもの長所やできることを積極的に見つけて、伸ばすことを意識しましょう。ついつい苦手なことやできないことに目が向いてしまいますが、嫌なことを指摘されると子どもは苦手意識が高まり、運動が嫌いになってしまいます。
Q 水泳や体操は早いうちからやらせた方がいい?
A やらせてもいいですが、それだけになってしまわないようにしましょう。乳幼児期には遊びを中心に、運動能力の基礎を作ることが大切です。足でジャンケンをしたり、ステップを踏んだりするだけでも十分運動になるので、いろいろな動き・運動を取り入れましょう。ただし、まだ筋肉や骨格が発達していないので、激しい筋トレなどは避けて。
運動能力アップに欠かせない5つの力を高める遊びを、おすすめの年齢とともに紹介。遊んでいるうちに「こんな遊び方もいいかも!」とアイデアが出てきたらしめたもの。
お子さんと一緒に楽しい遊び方を見つけてください。
【親子遊び1】
抱っこしてゴロゴロ
0歳1歳2歳
親が子どもを抱っこして横になり、そのまま左右にゴロゴロ揺れます。首をしっかり支えれば、首がすわり始めた頃からできます。
ワンポイント
寝る前のスキンシップとしてもおすすめの遊びです。ママやパパがギュッと抱きしめると、子どもは大喜び!
【親子遊び2】
ハイハイトンネルくぐり
0歳1歳2歳
親が四つん這いになってトンネルを作り、子どもがくぐって遊びます。
ワンポイント
ズリバイやハイハイができるようになってきたら、ママやパパも目線を合わせて一緒に遊びましょう。たくさん動けるようになったら、少しずつ離れた位置でトンネルを作るようにすると、自然に運動量を増やせます。
【親子遊び3】
風船タッチ
2歳3歳4歳5歳6歳
ママやパパが上から風船を落とし、子どもにタッチさせます。
ワンポイント
風船がない場合は、空気を入れたビニール袋や、丸めた新聞紙、タオルなどでもOK。風船を落とす位置や高さを変えたり、タッチするときに「手を2回たたいてから」「頭を触ってから」などルールを作ると遊びが広がります。
【親子遊び4】
トンネル&滑り台
2歳3歳
親が床に座って膝を立てます。子どもはママやパパの膝裏のトンネルを通ったり、すねを滑り降りたりします。
ワンポイント
滑らせるときに、子どもがバランスを取れなければママやパパが腰を支えてあげましょう。