子育て情報『運動足りてる? 親子遊びで運動能力アップ!』

運動足りてる? 親子遊びで運動能力アップ!

親が無理して一緒に動かなくても、声を掛けたり、一緒に笑ったりするだけで子どもは喜び、体を動かすことが楽しくなります。楽しいと感じると、さらに運動をするようになり、運動神経はますます高められるのです。
逆に、親の接し方で、子どもを運動嫌いにしてしまうこともあります。例えば、親が「うちの子は私に似て、運動神経が悪い」とネガティブな言葉を掛けると、子どもは無意識に〝運動が苦手な自分〞を演じようとしてしまいます。そして、それを実現するかのように、本当に運動が苦手になってしまうのです。
子どもの発達のペースには個人差があり、一人ひとりが自分のペースで成長しています。他の子と比べずに、先入観を捨てて接することも、子どもの運動能力を伸ばす上で重要です。

さまざまな遊びで伸びる5つの運動能力

1 バランス能力
体のバランスをとる力。
転びそうなときに姿勢を保つためなどに使われる。
2 リズム能力
自分がイメージした動きを体現したり、相手との動きのタイミングをつかむ力。動きを真似するときに発揮される。
3 操作能力
思った通りに体を動かしたり、ボールやラケットなどの道具を使ったりするときに欠かせない力。
4 認知能力
空間や時間などを把握したり、状況を考えて判断したりする力。
5 反応能力
合図や動きに素早く反応する力。飛び出してきた車をよけるときなどに役立つ。

先生教えて! 運動に関するQ&A

Q 両親とも運動は苦手。
運動神経は遺伝する?
A 遺伝はほとんどしません。子どもは親の遺伝子を受け継ぐので、もともと運動が得意な子、苦手な子の差はあります。しかし、運動神経は潜在的なものよりも、育つ環境に大きく影響を受けます。両親が運動が苦手だと、家庭で運動する機会が少ないため、子どもも苦手になる傾向があるのです。環境次第で運動が得意になる可能性はあるので、親が運動嫌いの場合は、意識して体を動かす機会を作りましょう。

Q 運動神経はいつ頃までに決まる?
A 3~8歳頃に運動神経の基礎が作られ、12歳頃まで成長を続けます。運動神経の伸び方には個人差があるので、ちょっとの失敗や上手にできないことがあっても、焦らず温かく見守りましょう。Q 運動能力アップのために0歳でもできることはある?
A この時期はスキンシップの一環として、体を動かせれば十分。
触れ合いの中で、楽しい、気持ちいい、という体験をさせてあげると、運動へのステップアップもスムーズになるでしょう。

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