メガネはいつから?子どもの視力低下で親の私が学んだこと
新年度に行われる視力検査。視力低下の判定を持って帰ってきた場合、親のショックも大きく、戸惑うことも多いのではないでしょうか?実は私もその1人でした。今回は私が実体験から学んだことをまとめてみました。
視力低下判定をもらってから、メガネをかけるまでの注意点
1.「様子を見ましょう」には要注意
わが家の長女が小学3年生になった春、視力検査の結果を持って帰ってきました。結果はC判定、眼科を受診するように書いてあります。両親共に視力は良く、ゲームもないわが家。正直「ウソだよね?」と思いながら眼科へ。眼科での検査の結果、近視になりつつあり、「目薬をさして、また少し様子を見ましょう」とのことでした。
学校に検査結果を提出、教室では黒板が見えやすいように前の席にしてもらい、これで授業も大丈夫だと安心していたのですが、1年後にさらに悪くなった結果を持って帰ってきた娘。今さらながら母子でショックを受けます。眼科受診の結果、メガネが必要となり、処方箋を持ってメガネ屋さんへ直行しました。
視力に関しては子どもが目の痛みを訴えるわけではないので忘れがちになり、また「様子を見る」という言葉に私が油断してしまったことで、眼科通いが後回しになったことを反省しました。
2.成長期、頭痛も要注意
思い起こせば、視力低下が進んだ時期はぐんぐんと背が伸びている成長期でもありました。その時期、寝る前に頭痛を訴えることもしばし。それが眼精疲労からくることもあるとは知らず、ひと晩様子を見てやり過ごしていたこともありました。
3.親の思い込みも要注意
視力で困ったことのない私たち夫婦は「メガネはなるべく遅いほうがいい」という勝手な思い込みがありました。
今でもいつのタイミングがベストなのか、私にはわかりません。ただ視力や環境には個人差がありますし、弱視のように早くメガネをかけなければならないケースもあります。勝手な判断をするのではなく、眼科に通い相談をし続けることが大切だと思いました。
初めてメガネをかけた娘、「こんなにくっきり見えるんだ!」と言ったときの明るい表情は、今でも忘れられません。
そしてその日にメガネ屋さんで「お子さんはこんな感じでものを見ていますよ」とかけさせてもらったメガネ、そのメガネ越しの景色に私自身もハッとさせられました。「こんなにぼんやり見えていたら、生活に支障がないわけがない…」
これまでメガネなしで自転車に乗っていたことを思い出します。