子育て情報『悶々!子どもとほかの子を比べちゃうときの対処法』

悶々!子どもとほかの子を比べちゃうときの対処法

2018年4月4日 12:29
 

目次

・比較された子どもの心理は?
・比べそうになったとき最初にすることは?
・比べるよりも頑張りを認めましょう
・ママ自身が自信を持って!
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進級や進学の季節、4月ですね。
この季節、ついついやってしまいがちなのが、子どもと他の子、あるいは、きょうだい同士での「比較」。
「お兄ちゃんは、年中さんになったときはもっと身長が高かったのに、あなたは低いわね!」
といった身体的なことから、「○○ちゃんは、もう平仮名が書けるのに、うちの子は書けない」
といった学力的なことまで、ママにとっては気になることがいっぱい。

でも本当はママだって、そうやって比べることがあまり良くないとわかっている一面もありますよね。
今回は、心理カウンセラーである筆者が、子どもと他の子を比べてしまうときの対処法についてご紹介します。

比較された子どもの心理は?

まずは、いろいろなシーンでママに比較されてしまった子どもの心理を考えてみましょう。

子どもの心は、大人が思っているより単純です。
「○○ちゃんは平仮名が書けるのよ」と比較されたからといって、大人の思惑どおり、「ようし、ボクも書けるようにがんばろう!」と奮起してはくれません。

むしろ、「ボクは、平仮名書けないから、ママに愛されていないんだ…」と、深く傷ついてしまいがちです。

そればかりではなく、比較されることが続くと、子どもは少しずつ、「ボクはできない子なんだ」と、自分に対する評価を低くしてしまいます。これを「自己肯定感」と呼びますが、自己肯定感の低くなった子どもは何事にも自信を持てず、「できないかもしれない」という気持ちからチャレンジすることを怖がるようになり、やがて自分の伸びしろを自分で制限してしまうようになるというデメリットがあります。

また、ママがこうした比較をきょうだい間でひんぱんに行った場合は、「カインコンプレックス」という心理的なブロックに大人になっても悩まされることがあります。
カインコンプレックスは、旧約聖書に登場する兄弟「カインとアベル」から名付けられています。きょうだい間の嫉妬心や競争心から、同年代との人間関係を大人になっても上手に築くことのできない精神現象を、カインコンプレックスと呼んでいるのです。

比べそうになったとき最初にすることは?

子どもを比べそうになったときは、今お話しした、比較された子どもの心理とデメリットをまず思い出してください。子どもを比べるとき、たいていのママは「比べることで、うちの子がやる気になってくれたら」とプラスの効果を期待して、比較しています。あなたも頑張ってよ!という気持ちがあります。
ところが実際には、比較することによってもたらされるメリットはほとんどありません。
デメリットが大きすぎると頭で理解しておくだけで、比較してしまいそうになるお口をぐっと結ぶことができるママも少なくないのです。

比べるよりも頑張りを認めましょう

子ども同士を比較することのデメリットを頭でわかっていても、ついうっかり、比べる言葉が口から出てしまうかもしれません。そんなときは、すかさず我が子の頑張りを認める言葉を、追加しましょう。
「あなたも頑張っているものね!」。もちろん、比べずに、自分の子どもの頑張りを認める言葉だけをかけることができたらベストです。

子どもを比較していいのは、昨日の我が子、過去の我が子だけ。
「わあ!できるようになったね!頑張ったね!」と、ちょっとした小さな成果をほめてあげるだけでも、「ママは、自分の頑張りをちゃんと見てくれていた!」と子どもは大喜びし、自分に自信をつけて、前進していくことができます。

ママは子どもに自信をつけさせ、できるようになるのを待つだけでいいのです。
幼少期にしっかりと自己肯定感を身につけた子どもは、小学生になっても中学生になっても、どんどん後伸びしていきます。

ママ自身が自信を持って!

子どもを他の子と比較するのはママの自信のなさのあらわれかもしれません。
実は、子どもを無意識に比較してしまうママの中には、子どもの頃に自分自身が比較されて育ったという人も、少なくないのです。
でも、ママになった今、今までのどんな人生の局面よりも、頑張っているはずのあなた。
子どもだけでなく、自分の頑張りも認めてあげることで、子どもとの新しい関わり方を見つけられるかもしれませんよ!

<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>

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