何これすごーい!と子ども心のツカミはOK、100色折り紙の遊び方
子どもには、創造力や発想力といった、豊かな感性を持った人間に育ってほしいもの。でも、そのためには一体どんなことをしてあげたらよいのでしょう?
絵画やデザインの教室に通うのも良いですが、まずはもっと気軽に身近なもので、トライしてみてはいかがでしょうか?”100色折り紙”を活用したカラー教育です。
“100色もある!”という感動が学びのスタートに
最初にこの折り紙を見せると、「何これ~!すごいいっぱい~!」「え~、100色もあるの?」と、きっと子どもたちは感動してくれるでしょう。そうなれば、まさにつかみはOK。
興味のスイッチが入れば、子どもの吸収力はぐんと伸びていきます。
「色ってこんなにあるんだね。」「どんな色が好き?」「青でもたくさん種類があるね。」とたくさんの気づきを促すような語りかけをしてあげましょう。
大切なのは、子どもの感性を引き出すこと。同じ色を見ても感じ方は人それぞれ。
固定概念にとらわれず、子ども自身が感じたことをどんどん言葉にさせてみましょう。「これって何の色?」の問いに、思わぬ答えが返ってくるかもしれません。でも否定せずに、受けとめてあげて。
太陽を赤、空を青、と決める必要なんてないし、むしろもっと芸術的センスに富んだ表現はいろいろあります。わが子の素晴らしい感性を、新たに発見できるかもしれません。
”色名あてカルタ”~ゲームしながら覚えちゃおう~
手軽に遊べるゲーム、“色名あてカルタ”をご紹介。
1)まずは100色折り紙を用意(7.5cm四方の小型がベスト、通常判15cm四方なら1/4にカット)
2)折り紙の裏に、裏表紙にある色名一覧表を見ながら、えんぴつで色名を書く
(折り紙は一覧表の順番に袋に入っています。色名を濃いペンで書くと裏から透けて見えてしまうのでNG)
3)色の面を上にして、床や机に自由に並べる
4)読み手は、色の一覧表を見ながら、ランダムに色名を言っていく
5)取り手は、読まれた色がどれかを見つけ、折り紙を取っていく
ピンク色に見えても、「もも」「さくら」「べに」などの色名があり、それぞれ微妙な色の違いがあるので、なかなかやりごたえのあるゲームです。
何度か繰り返していくと、色名をどんどん覚えてしまう子ども。ママも負けないように頑張って!
“グループ分け”~グラデーションなどの配色のテクニックも自然と身につく~
次に紹介するのは”グループ分け”ゲーム。