プログラミングから子どもが学ぶ人生に必要な3つのこと
2020年から小学校で必修化される、プログラミング教育。我が家でも夫婦ともに「息子にプログラミングを学ばせたい」という考え。だけど「プログラミングを学ぶメリットはなんだろう」という疑問が浮かんできました。そこで、子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)山形校」を運営する高梨晃一さんに、プログラミングとはどんなものなのか、話を聞いてきました。
ファイトキッズクラブは全国で40校以上あり、初めてプログラミングに触れる子どもたちにも、楽しみながら学べるプログラムが用意されています。
コンピューターに命令を出して命令通りに動かす=プログラミング
「簡単なプログラミングの経験を積み重ねていくことで、徐々にできることを増やしていきます。成功体験を積み重ねていくと自信にも繋がります」と高梨さん。
プログラミングを学ぶ=プログラミング言語を学ぶと思われがちですが、子どもの場合、プログラミング言語は学ばないそう。
プログラミング言語の代わりになるブロックをパズルのように組み合わせてコンピューターに命令を出します。
プログラミングの簡単な原理を教えてもらいました。
1)コンピューターにどのようなことをさせたいかを考える
2)そのためにはどんな順番でどんな命令を出せばいいか考える
3)考えた手順でやってみる
4)思い通りに動かない
5)問題を分析、新しいやり方を試してみる
6)⑷と⑸を繰り返す
7)完成
8)さらに良くするために分析
プログラミングから学べる、人生に必要な3つのこと
高梨さんのお話しを聞きプログラミングを学ぶことで身に付く力は、主に3つあると思いました。
1、論理的思考力(客観的に物事に道筋を立てて考える力。わかりやすく説明する力)
プログラミングでは道筋を立てることが必須。そして、コンピューターでも理解できるようにわかりやすく順を追って命令するスキルが求められます。プログラミングを行うときは論理的思考になるので、自然と論理的思考力が身に付いていきます。
道筋を立てると言えば、うちでは子どもにやるべきことに番号を付けさせてリスト化させています。
例えば、お風呂に入っているときに「寝るまでにすることは?」と聞くと、「1、お風呂を上がる。2、体を拭く。3、パジャマに着替える。4、歯を磨く。5、トイレへ行く。