助産師さんが教えてくれた「子どもと性の話をするためのヒント」とは
絵本や年齢に応じてわかりやすく説明された本を使ってなら、話しにくいことも伝えやすいかもしれません
子どもの質問にはごまかさずに答える
「赤ちゃんってどうやったらできるの?どこから生まれてくるの?」
これは4~5歳児くらいの子にとても多く聞かれる質問だそうです。そういえば、うちの子にも聞かれたわ、というママパパも多いのではないでしょうか。
ついはずかしくって、「そんなこと聞かないの」「大人になったらわかるわよ」などと、はぐらかしてしまいそうになりませんか?
でも、ごまかしたり叱ったりせずに聞かれた時にきちんと答えることが、何を聞いても大丈夫という安心できる親子関係を築くことになるんだそうです。「そんなこと聞かないの」と言われたら、聞いてはいけないんだ、親は教えてくれないんだと思って、そのうち情報を得るために自分でネットにアクセスして不必要な不適切な情報までも得ることになりがちです。
子どもにとっては、「うさぎの耳はなんで長いの?」と同じレベルの疑問。うそをつかず、ごまかさずに答えられるようにしたいですね。年齢によっては、絵本を使って説明をしたり、一緒におふろに入った時に「性器は大事なところだから自分できれいにしようね」などと声をかけたり、わかりやすい言葉で納得できるように伝えていきましょう。
大切なことは、小さいころから親子で話せる関係をしっかり築いておくこと!
私がこの講座を受けて感じたのは、親子で話せる関係をしっかり作っておくことが一番大事なのだということ。
「8歳くらいまでに体や性に対する健やかな感性やイメージが育っていれば、あとからそれをゆがめるような情報が入ってきても、自分でバランスよく判断できる」とあいこさんは言います。
今はネット社会。子どもたちが興味本位でいろんな情報を得ることができます。親が見てほしくないと思うようなゆがんだ情報も世の中にあふれています。そんな情報から守ってあげられるのは、小さいころからの親子の対話なんだなぁ、と感じました。
すでに思春期に入りつつあるわが子たち。今からでもママに聞いても「否定されない」「怒られない」と思えるような、そして何か困ったことがあったときには一番信頼できるママに聞いてみようと思える、そんな関係を作っていきたいです。
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