シャイな子どもの友達づくり、親がかけたい魔法の言葉とは
わが家の娘は3歳になったばかり。
少しシャイなところがあり、友達との距離をガンガン詰めていくタイプではありません。初めて会う友達と遊ぶとき、どう仲良くしていこうか悩んでいるのが見てわかります。
こんなとき私がしている声がけと、きっかけ作りに効果のある魔法の言葉を紹介します。
思わず口や手が出そうになるけど、まずは様子見する
わが子は仲良く遊びたい意思はあるようで、友達の様子を伺ったり、気を引こうとするしぐさも時折見られます。しかし友達に話しかける声は蚊の鳴くような小さな声。気づかれないまま終わることがほとんどです。
そんな娘に気づいたとき、親としてはどうにかして間を取り持ってあげたい気持ちになりますが、ぐっとこらえ、まずは様子を見ることにしています。
最近では諦めることなく、再び声をかける姿が見られるようになりました。
しばらく一緒にいたあとにかける、「魔法の言葉」とは?
ごはんを食べたり、移動したりと、しばらく一緒の時間を過ごしたあとに少しだけ助け船を出してみます。
そのきっかけの言葉は「お手手をつないで歩いてみない?」です。
子どもは不思議なもので、一度でも手をつないでみると、あっという間に距離が縮まるようです。今のところ、連戦連勝。あまりの効果に驚いています。
タイミングや子どもの性格などで失敗することもあるかもしれませんが、ほんのひと言声をかけるだけなので試す価値はあるかと思います。ぜひきっかけ作りに試してみてください。
反対に言わないようにしている言葉
反対に言わないようにしている言葉もあります。
それは「お友達があの遊びをしているから、あなたも行っておいでよ」です。
この言葉をかけた当初は、娘が友達と遊びたそうにしていたことと、一緒の遊具で遊べば仲良くなるのかなと思ったからなのですが・・・。
しかしこれで遊べるようになっても、すべてが相手のペースで進んでしまったようで、娘には無理があったようです。疲れた様子を見せた娘を見て、後でとても反省しました。
今、同じような場面になったときは「お友達があの遊びをしているけど、あなたはどうする?」と聞き、なるべく娘のペースを守ることを心がけています。2歳までは友達と一緒にいても、ひとり遊びばかりでしたが、3歳を過ぎ、子ども同士の関わりがだいぶ増えてきました。こうすればうまくいくという簡単な答えがあるものでもなく、自分の体験が宝ものになっていくでしょう。