親世代にはなじみのない新しい習い事に挑戦させたい人必見!子どもの「好き」が見つかるかも!?
「漢字を置き換えて“冷象庫”にする」どれも正解。このなぞなぞのような問いに答えるには、思考力が必要です。「プログラミングを学ぶことで、このような“思考力”が鍛えられます」と親子で一緒に学べるプログラミング教室「ファミプロ」を主宰するSunQの代表取締役社長・斉藤靖さんは話します。
2020年度(2021年1月)から大学入試センター試験が廃止。記述式問題が増加し、論理的思考力が重要視されるように。「物事を教えることが中心の教育の時代から、自ら学んで問題を解決し創造する、イノベーションを起こせる人を育成する時代に。ゼロから生み出すだけではなく、もともとあるものを組み合わせるのもイノベーションです。豊かな発想力や想像力を持つ人が、AIの時代で勝てる人材と言われています。
プログラミングという未知のものを通して、チャレンジする力や成功体験、達成感を味わって、人間としても成長していけるのではないでしょうか」(斉藤さん)
また、親が興味を持って一生懸命トライする姿を見せることで、子どもの刺激にも。「分からない」「知らない」ではなく、一緒にやってみようという気持ちも大切なのかもしれませんね。
奏輔くんがドローンに目を輝かせる一幕も。この後、ドローンに「上昇して空中で止まり、下降する」というプログラミングを施し、成功しました
取材協力/ファミプロ
「分からない」から『見守っています』
オリンピックの新種目としても注目のスポーツクライミング
ボルダリングに出合い「これだ!」
幼いころから体操や木登りが大好きだったという平野夏海さん。現在は、スポーツクライミングの代表選手として、国内外で活躍する日々です。小学校4年生のときにバラエティー番組でボルダリングを見て「やってみたい」と思い、ジムで体験したのがきっかけ。夏海さんは「これだ」と思い、お母さんの美奈子さんは「好きならやってみたら?」と後押ししたそう。
「幼稚園入園前は運動が得意ではなく、心配していたので、幼稚園の体操教室に入りたいと言い出したのはうれしい驚きでした。『やりたい』と言い出したのを“今度ね”と言わず、すぐにやらせたのが良かったのかもしれません」。
口出しできないからこそ良かった
スポーツクライミングは、美奈子さんにとっては未知の世界。「分からないことは、同じクライマーや先生に相談させ、私はそばで見守るだけです。